Final F◯ntasy


FFといっても、ゲームのことじゃないんです。映画の方。ぢつは映画 のFINAL F◯NTASYを観てきました。snowdogはゲームの方のFFはIIまでしかやったことがな いので、新しいFFがどうなのか、知らないんですが、恐らく、ゲームの方とのリンクを考え て観ると、ガクッとくるかもしれないと思います。まったく違うもの、偶々名前が同じなだ けで、別物として観ないといけないでしょう。むしろ、題名の付け方を間違えたんじゃない かなあって思います。あ、キャラクターデザインなんかは共通性が 感じられるので、あ〜ゆ〜絵が好きなら、問題無しかな。
いや、フルCGってのは知ってましたが、凄いもんですねえ。時々表情が堅いかなって 思う時もあるにはあるのですが、実写みたいです。ある意味FSXバリバリのヤツよりは、連続 していて、観てて違和感がないかもしれません。特に、主人公の女性の表情がとっても豊か で、鼻に浮いた脂や、そばかすみたいなものまで再現されているのが凄いです。
実写版の映画でも、CG合成は当たり前なんで、特にここまで来たかといった感じは無い のですが、将来、実写版の映画でFSXを駆使して、CGを合成するのと、フルCGで創るのは どちらが安くなるんでしょうか。人手が必要なのは、どちらも同じみたいなんで、トータルだ と、今なら同じ位じゃないかなって思います。将来的にはCGの方が安いかもしれません。 じゃあ、全部そうなっちゃうのかっていったら、そうはならないでしょう。というのは、現実 に存在する俳優さんの存在感が勝る場合の方が多そうだからです。フルCG作品の場合、脚本 と監督のイメージが形になる訳ですが、実写版の場合、俳優さんが監督の予想を上回って演技 する場合もありそうですよね。ですから、どっちも存在する中で、監督とか作品に重みのある 作品はCGで、俳優さんなども含めた作品の場合、今の方法がもう少し進歩したものになるん じゃないかなあって思います。コスト的には蓄積が進めばフルCGの方が安くなるかもしれま せんね。SFなんかはCGの方が有利になると思います。そうなると大変なのは、俳優さんで しょう。つまり、名優さん以外は要らないよってことに磨きがかかっちゃっうかもしれません。 逆に、イメージとか、自分のポリゴンを使ってもらって働く俳優さんも出てくるかもしれませ んね。そうなると、顔の著作権なんて問題もでるかもしれません。線引きできるのかな。 だって、特に日本の場合、特に若い俳優さんで、量産タイプじゃないかってくらい似た顔が沢 山いますから、映像として得られる権利ってどんなものなんでしょうね。
映画館でみる作品は、やっぱり派手な作品がsnowdogは好きなんで、今回の映画には満足 しています。一番のポイントは、今までだったら実写でとっていたような作品がフルCGで 創られたことが、与えるインパクトかもしれません。
映画で思い出しましたが、テレビでやるロードショウってありますよね。ラ◯ボー3「 怒りのア◯ガン」をやってくれないでしょうかねえ。軍事行動じゃなくって、政治と外交で なんとかしようと思ってくれるんじゃないでしょうか。日本だけじゃなくってアメリカでも 放映してくれると非難轟々でしょうが、頭を冷やすいいタイミングになりそうです(^o^)。

snowdog 2001 10/1