G4 Towerの可能性

さてさて、またG4シリーズのお話です。なんだかんだいっても興味があるのは本当で、 だからこそ細部に文句を言いたくなるとゆーものです。今回はG4 Towerに対する疑問点 をお話ししましょう。

さて、G4 Towerですが、あのデュアルプロセッサは恐らく重いだろうMac OS X対策で、 G4 Dualモデルの寿命をのばす為じゃないか、というのは以前にもお話しました。デザイン がsnowdogの好みではないので、縁がないとは思うのですが(恐らくCubeがTowerの十倍の値段 でも、snowdogはCubeを選ぶでしょう)スペックなどを見ていて疑問に感じた点があるので、 少しその点をお話します。最近でてるマック誌でもこれらのラインナップを取り上げています ね。で、まあなんでも良く書いてあるアップルに対して愛情のない某誌はおいておいて、 総じて今回のシリーズ、特にCube以外にはとまどった感じが見受けられるように思います。 なんでなんでしょう?まあ初めてiMacが出た時のインパクトがないのは当然だとは思います が、値段もこなれてるし、性能もあがってるし、不思議におもいませんか?
snowdogのG4 Towerシリーズに対する評価は「中途半端」です。確かにG3からG4になったの ですが、対応ソフトは少ないし、第一G4のベクトルプロッセッサを特に必要とするソフトって (と言うよりソフトの使い方)一般のユーザーは関係ないでしょう?ふつうのパソコンと しては反応の早いG3系でつめていった方が有利だと思います。今回のG4 Towerでまあ使える のは恐らくG4 Dualモデルで、それも不満をもちながらになるでしょう。ここまでで、多分 snowdogと同じモノを思い出した人がいるのではないでしょうか。そう8100シリーズ です。あの PowerPCに対応しただけのNubus Macです。似ていると思いませんか?G4に対応 (Mac OS Xに対応)しただけという感じがします。まあこんなことを雑誌にかけるほど マック誌の自由度は高くないと思うので行間から読み取るしかないんですけどねー。

じゃあどうしたら魅力的なモデルになるんでしょう。snowdogの意見は足周りの強化です。 なるほど 100G EtherにATA/66の装備。一見強化されてるようにも思います。でもね この装備はG3をフルパワーで動かすのにも必要な装備です。これはパソコン界どこでも いえることなんですが、CPUにくらべてそれ以外があまりにも遅すぎるんですねー。それに G3によって早くなった理由を御存じでしょう?そうCPU内部に大きなメモリを積んでCPUの クロックに併せて動かしてできる限り周辺と行動を共にしないことで成功しました。 じゃあどうするか。バスを64にするのが一般的な解答で、そのほかには周辺回路もワンチップ 化を進めるのが今の流行りです。でもそれまでの資産とのつながりを重視せざるえない今回 のシリーズではそれって無理ですよね。じゃあどうするか。まずG4 Towerの使い方を考えて みましょう。個人でこれを使うとしたら画像処理でしょう。またOSの性能の問題があるので すが、まあサーバーでしょう。(ただsnowdogはMac OSでのサーバーとしての使用は気違いざた だとは思います。)つまり大きなファイルを扱うような作業です。このように考えていくとこ のTowerモデルに足りないのはハードディスク周りのように思います。それでsnowdogの解答 としてはハードウエアレイドを組み込んだモデルがベストではないかと思います。古いマック を使ってる人やサーバーを動かす人は知ってる事ですがへたにCPU周りを早くするより ハードディスク周りを早くするほうが効果的です。考えて見て下さい。G3以降のモデルの 待ち時間はハードディスクからの読み込みや書き込み時間ですよ。ハードウエアレイドを 入れる容積は十分ありますし、快適で、信頼性の高いハードディスクを入手できます。 地味ですが、G4 Towerを購入する購買層のニーズにピッタリで、コンセプトのはっきりした モデルになると思いませんか?次にくるであろうマルチCPUモデル(サーバー用)にも必要な 技術ですからね。snowdogは今回のTowerシリーズはiMacやCubeに比べて使うスタイルや コンセプトがハッキリしない点がなんか魅力のない感じにしてるんじゃないかと思います。 多分ショップによってはこのような点をオプションでつけて販売してるんじゃないかなー。