IT革命?


さて、今回は使い古されたネタで遊んでみましょう。ここのところG4ネタばかりでしたし、 違うネタでは映画なぞをとりあげてしまい(そのくせクイックタ◯ムは取り上げない)、 脈絡がないので、まあマックにも関係してて、お笑い系ということで「IT革命」をとりあげ てみましょう。そろそろ誰も触れなくなったであろうことが期待されるので、snowdogの独自 性が出る(^o^)というものです。
IT革命とはいったい何なのでしょう。ITはどうもインターネットのことだそうです。 うーむ、これに「革命」がついてしまいますか。「革命」で有名どころといえば、ロシア革 命ですねー。国民(実際は農奴という奴隷なので民じゃないかもしれませんが)がロシア皇 帝の圧政(一次大戦の被害にうんざりしたという意見もありますね)に我慢できずに蜂起して、 大変な騒動のあとに共産党書記長が皇帝の座についたといった事件でしょう。 (どこか文句をいうヒトがいるやうな気も....) 有名どころの革命といったらフランス革命も忘れちゃいけません。これもあまりにも高い 税金などのために国民が暴動をおこして、国王一家の首をちょんぎっちゃった事件です。 さて、このように革命という事態とは、「民衆が怒って蜂起してしまう」激しい事件です ねー。うーむ、となると、この穏やか(ノンポリ)な日本でそんな激しいことが起こる可 能性があるわけですか。
革命とはつまり完全な支配に対して民衆が怒るわけで、しかもインターネットがからむと すれは、ヲヲ!

「インターネットに接続するのにかかる費用のあまりの高さに国民が 怒りN◯Tに対して暴動を起こす。」

このような革命がおこるとゆーことでしょうか。うーむ、確かに通信にかかる費用はばかに ならないもんなー。snowdogはテレ◯ーダイを使ってるけどこれだって結構な費用ですから ねー。景気の悪い昨今ではこの費用の高さに暴動を起こしたくなる気持ちもわからないでも ありません。しかし、なにゆえお役人さまが「革命」を唱えてるのでしょうか。これはきっと 民営化されてお役人のいうことをN◯Tが聞かなくなったんでしょうな。天下りがやりにくく なったのかもしれません。しかし、国政に携わる者がそのような理由で暴動を示唆するのは いかがなものかと思うのですが。(^o^)
暴動を恐れたのか、通信各社は一斉に値下げを表明してますから、どうもこの手の 「革命」は起きないかもしれません。ただ、N◯Tを弁護すれば、結構大変だと思います。 例えばアメリカは市内電話は完全に掛け放題ですが、彼等の場合、電話の布設義務がN◯T に比べて低いという事実があります。例えばsnowdogが青木ヶ原の樹海のまん中に家を建てて 電話が欲しいと要求すると真っ向から無視する訳にはいかないそうです。まあ、snowdog一人 だとダメかもしれませんが、10世帯ぐらいあれば、引いてくれるでしょう。まあ、その前 に自衛隊の皆さんに「訓練の邪魔になるので、どいて頂けると幸いです」とかなんとか言われるでしょうけど。まあ、 そんななかでも値下げや新サービスを行ってるのですから、それを評価して暴動は勘弁すべし と言う意見が優勢になることは致し方ないことかもしれません。精々別の会社と契約 しちゃうといったところでしょう。
では、どのような革命がおきるのでしょう。これはもう少しインターネットの使われ方 を考察する必要がありそうです。うーむ、インターネットの使い方ですかー。ヲヲ!お父 さんが夜な夜な外国のサイトにHな写真を見に行った為、クレジットナンバーが盗まれて 高額な請求書が届くといった事態が想像されるではないですか。うーむ、しかし、この場合、 最高権力者はお母さんでしょうから、権力構造をひっくり返すという事態にはならないように 思われます。つまりお母さんに怒られてお仕舞いになるものと思われるので、革命のおこる 可能性は極めて低いのではないかと思われます(^o^)。
ではでは、使用者の多いインターネットの使用形態として、iモ◯ドに注目して見まし ょう。ここのところ、これを使った警察へのいたずら電話が発生して治安当局を悩ませて いるそうです。と、いうことは!

このいたずら電話のサイトは革命分子のつくったも のとゆーことなんでしょうか!

うーむ、確かに革命活動の一環としての当局 に対するいやがらせかもしれませんから、革命の手段の一つかもしれませんが、手段と 目的はイコールではないので、現時点では革命に結びつくかどうか。革命に不可欠な民衆の 怒りとゆー点が低く、この考えにはまだ議論の余地があるものと思われます(^o^)。余談ですが、 あのiモ◯ドのtelコマンドをつくるとは、N◯Tは公社の時代とは異なり、利益確保にな りふりかまわなくなっている様ですねー。何であろうと電話をかけてくれればよい!という 利益追究の姿勢には襟を正されるよーな思いがします(^o^)。telコマンドで110番は、残念 ながら利益が発生しないので、どんな場合であっても利益が発生するものとは言えない気は するのですが、例えば、snowdogが考える正当なtelコマンドの使い方としては、適当な0990 で始まるダイヤルQ◯を開設して、占いとか見目麗しい女性の写真とかを載せたサイトから 電話させて、小銭を稼ぐといったものでしょう。こうすれば、 snowdogもN◯Tもお互いに幸せになれます。(^o^)実際にそんなもんだとは思うのですが、 セキュリティやその他を考えるとかなり危ないなーと思います。 snowdogが会社社長なら、 部下にこれらの可能な携帯電話の使用を差控えさせると思うのですが、如何でしょう。
余談に余談を重ねてしまうと、携帯電話と心臓のペースメーカーの関係がよく問題にな りますよね。ペースメーカーが携帯電話によって狂って、人が死んでしまった場合、法的責 任は誰が負うのでしょう? 判例がないのだろうから想像するしかないんですが、例えば地下鉄なんかの場合、着信可能 なように工事をおこなっちゃった電話会社にもなんらかの賠償責任があるように思えるの ですが、どーなるんでしょう。これがアメリカであったら、例え死者が出てなくても、例えば 心理的な圧力や負担があったとして電話会社を訴える弁護士がいそうなもんです。なんて いっても、「ひっかけられたコーヒーが熱いと事前にいっていなかった」という理由で賠償 責任が発生するぐらいですからねー。成功報酬を賠償額の◯%などにすれば、きっと社会正義 の為にもがんばってくれるハズです。これは極端でも、ペースメーカーを埋め込んでいる方々 は日々携帯電話が使われるラッシュアワーを恐れながら生活している訳で、わざわざ地下鉄 などで携帯電話が使用可能なように工事しちゃった電話会社の責任問題が云々されないのが ちょっと不思議です。snowdog個人としてはN◯TのCMで贔屓の女優さんを採用したことが あるので、咎めるのは気が引けたりするのですが、電話権利加入の際にその女優さんを使った ポスターをくれいったところ、◯万も支払った snowdogに対し、こともあろうに「ダメ」とい われて憤慨したことがあるので、ここは中立を守ることにしましょう。(いいのか?それで) まあ、民放ではスポンサーですから無理かもしれませんが、某国営放送などで特集が組まれ そーなもんですけど。
さてさて、残念ながら、ここまで考えてきたのですが、革命が起きそうにありません。 でも、政府の閣僚や偉いお役人さんが起こり得ないことに言及するはずがありません。(^o^) (起こりうることに言及しないことはよくあるよーにも思います。(^o^))さて、そうである なら、snowdogの想定しているインターネットの使用方法に関する考察が甘いのでしょう。
ではでは、ということで、アメ◯カの企業などでの使用を考察してみましょう。現在の アメ◯カは未曾有の好景気だそうです。snowdogはその失業率をみると、日本なら不景気と 受け取られるよーにも思うのですが、とにかく景気がよくって、それはなんでもインター ネットによってもたらされたそーです。それでは、ペンティ◯ムなんてドメイン名を取得して、 企業に買い取らせるとゆーのはどうでしょう。確かに景気はごく局所的によくなるでしょう(^o^)。大変有望そうな考えではあるのですが、しかし、これではマクロ経済には関与できない でしょうから(アメ◯カ国民みんながこれに成功するとは思えない)、別のアイデアを考え なくてはならないでしょう。
ではでは、アマ◯ンなどのインターネット経由の商品の販売でしょうか。うーん、名前だけ で購入できる商品ってあまり多くないような気がしませんか?snowdogなら、例えば新刊本 なら、買うかもしれませんが、本屋に行くのは娯楽と考えてるので難しいところですねー。 ちなみに、snowdogは本屋さんになかった本をインターネット経由で注文したところ、品切れ です、とのメールを頂きました。うーむ、何の為に手数料を覚悟して注文したのやらわかり ませんねー。本屋さんで取り寄せなら手数料なしですよ。まあ、この例は脇におくとして、 近くに大きい本屋さんがない場合は便利かもしれません。ん?近くに大きな本屋さんがな いってことは、よーするに人口が少ない訳ですよね。うーむその少ない人口を相手にして いて儲かるのでしょうか?そんなことにお金をかけるなら、例えば都内に店を構えたほう が儲かりませんか?snowdogなら、あえてそれに賭けるよーな勇敢さは持ち合わせてない なー。
ではでは、商品の宣伝などはどうでしょう。商品説明はいいかもしれませんね。 詳しい資料も簡単に入手できる、ん?よーするにこの場合、資料などをsnowdogが通信費を 払って入手するわけですよね。なにか釈然としないものを感じるのですが、企業側にとって は「経費節減!」になって利益がでる、とゆーわけです。「経費節減」は重要なキーワード のように思えます。そう、例えばEメールを使うことで、ダイレクトメールの費用が大幅に 押さえることができます。印刷や発送、通信に掛かる費用がドーンと小さくなります。むむ! それだけではないかもしれません。社内の稟議書や通達などでもコスト削減できそうです。 おや有望そうですね。じゃあ、この「経費節減」を キーワードに考えてみましょう。経費節減に関わる企業活動としては在庫管理はとっても大切 ですよね。例えば 某ア◯プルは90年代にこれに失敗して会社が傾きましたよね。例のユーザーいぢめと噂さ れた事態を思いだしてみましょう。商品を注文する。すると店員さんから「3ヶ月待ちです」 と言われる。まず、この時点で利益確保に失敗してます。熱烈なマックユーザーでなければ ここで、ふつーのパソコンを買っちゃうかもしれません。熱烈なマックユーザーの場合は、 仕方がないので商品が届くまで待つ事になります。んで、いらいらしながら待っていると やっとこさ商品が届き、とっても幸運なことに、商品が届くと同時に、性能が高く、そして安 い新製品が発表されるとなる訳です。いやー、まさに在庫管理の失敗ですよね。ア◯プル でなければ、普通潰れます。んでiMac以降はこの在庫管理に成功してユーザーが満足できる ようになり、会社も利益が出てるわけです。うーん、これは企業の利益を考えるうえでは 大切ですねー。じゃ、この在庫管理はどうやってるのでしょう。細かい点は専門家でないの であっぱらぱーなんですが、伝え聞くところでは、インターネットの活用だそーです。つまり、 支店や本店、工場などのデータをインターネットで集約するのでしょう。おお!そうすれば、 各支店でこれを管理や報告をしていた人の数も減らせますね。だってPOSを通して売れた データが直接本社のデータバンクにいきますからねー。これに応じてリアルタイムで製品の 製造を調節する訳です。部品の暢達でもこれは生かすことができそうです。要するに在庫が減る ほど経費とリスクが減らせるのですから、その日その日でインターネットオークションみたい に部品の供給会社に取り引きの要求ができるでしょう。普通、リスクも考えたら一社だけに 部品供給は頼れないのですから、入札型式で細かく調整すると、接待や営業活動も減らせて 経費節減できます。むむ!このオークション型式はコンペティションといったほうが正しい のでしょうが、これって色々広げられますよね。例えば人材募集などを人材派遣会社間でコ ンペさせるとか。アメ◯カは人材の流動性が高いので、例えば「すばらしい企画」は社員で あるから外部に漏れない訳じゃなさそうです。なんか、もらしちゃダメっという契約に よって、つまり契約を基礎として秘密を守ってるみたいです。ん?そうなら企画なんかも 外部の企画会社にコンペさせれば、もっと人を減らせるぞ。まあこれは極端でもA支社と B支社で企画のコンペなんかは簡単にできそうですねー。これはもう少し掘り下げて考えて みましょう。在庫管理の為に日本企業が発明したものに「カンバン方式」がありますよねー。 ト◯タの名前に栄光あれ!80年代末から90年代初頭にアメ◯カから「カンバン方式」 を学びにきたそうです。でも、同じカンバン方式同士で競った場合、それは負けないという だけで、勝つ理由にはなりませんよねー。あのアメ◯カの事ですから、そのまま 「カンバン方式」を使う訳なく、なんらかの進歩があったハズです。ん?もしかして、

企業の内部活動にもカンバン方式を適用したのでは?

経費節減が工場だけでなく、会社機能全部に及んだとは考えられませんか。であるなら、 ブルーカラーだけでなく、事務などのいわゆるホワイトカラーでも同じく経費を低くすれば、 さらに安い製品が作れる訳ですね。なるほど、例えばlinuxの流行も同じ文面から理解できる ように思えます。ようするにパソコンやサーバーのOSに掛かる費用すら削減対象になった 訳でしょう。どっちみちアッ◯ルでも、マイクロ◯フトでも無補償(止まったからっていっても 責任はとらないよー)なんで、一円でも安いことが大事な訳です。こう考えると、 アメ◯カのインターネットを利用したおかげの好景気も理解できようというものです。企業が 業績を上げれば、少なくとも株価は上昇しますよねー。アメ◯カの場合、景気判断としては 失業率より株価のほうが重んじられるように思えますし、ハンバーガー屋さんでアルバイトも 就業扱いだそーで、まあ、なんといっても週単位でものを考えてますからねー。うーん。 その立場なら好景気には違いないかもしれないのですが、snowdogが期待するよーな景気とは 違うかもしれません。ん?そーすると、日本ではー

ホワイトカラーのおじさんが大量にリストラされてしまうぞ!

こりゃ、大変だー。実際そのようになってる訳ですが、今の時点ではバブルの後始末的な側面 もあります。しかーし、一旦首になると再就職が困難な日本でおじさんが大量にリストラされ ちゃったらどーいうことになるんだ?ワオ!社会不安おきまくりですよねー。うーむ、 庶民には怒りが渦巻いちゃうでしょう。なるほど、

革命がおきちゃうかもしれません。

やはり、お役人さん達はただしかった。「インターネットで革命の恐れあり」。

snowdog 2000 10/17