エマックスとマック

emacsです。なんか、不思議な状態です。なんと、マックOS 上で、emacsが動いているのです。Nitemacsとゆーemacsライクなエディタがあっ て、snowdogはマックで何か書く時は、いつもこれを使っていました。とても良 いソフトで、扱えるテキストのフォーマットも一つではなくて、マックやDOS、 UNIXのファイルを扱えて、さらにJISやSJIS、EUCを互いに変換できるので、とっ ても便利です。しかし、友人がマックで動くemacsを見つけて、ftpしてくれまし た。なんと、SKKも動くのです(^o^)。
emacsは簡単に動いたのですが、skkが動くまではちょっと面倒でした。エラ ーが出て、そのエラーは過去に見たことのないエラーでした。なんじゃらほいと 思ってskk.elを見たところ、なんと、一部の改行コードがおかしくって、それで どうも読み込みに失敗しているみたいでした。tarの解凍にstufflt expanderを 使ったのが良くなかったみたいです。小さなファイルはキチンとなってるのです が、比較的大きなファイルでこのような状態になっているケースがありました。 全部が変なら、変換ツールで簡単に直すことができるのですが、いまいましいこ とに、半分くらいはキチンとしていて、部分的に改行コードが変換前のコードの ままで、2種類の改行コードが混在してました。仕方がないので、手作業で修 正する羽目になりました。同じような状態のファイルは、skkディレクトリで5 つほどみつかりました。フロリダ州の選挙管理委員の気持ちがちょっと理解でき た瞬間かもしれません(^o^)。
snowdogはLinux上ではemacsかngを使い、また、日本語変換はSKKかskkinput を使っています。マック上で書き物をする場合、skkが使えなくって、苦労してま した。skkを使っている方は、同じように感じることと思います。とゆーのは、 skkは変換の方式が変っていて、シフトキーを押すことで、明示的にここから漢字 だよっと教えてあげます。また送り仮名も、シフトキーを押すことで、明示的に 教えてあげます。こうすることで、同音異義語の選択幅が小さくなるので、変換 効率が高くなります。また、選択範囲に目的の単語がなかった場合、登録モード に入るので、辞書がすぐお利口になります(^o^)。snowdogが気にいってるところ は、明示的に漢字を指示する点です。手書きで文章を書いている場合、漢字を書 く時って意識して書きますよね。これとリズムが同じように感じるとこが、好き なんです。長い平仮名の行列を打ち込んだ後に、スペースキーをベンベンと叩い ていると、手書きの場合とリズムが変ってしまって、何か変な調子になる場合が 多いので、そうならないskkが好きなんです。また、漢字の場所を明示的に示す為、 やたらと難しい漢字が出ないとこも気にいってます。問題があるとしたら、登録 をした単語が間違っていた場合、間違った辞書になっちゃう点かもしれません。 そして、一番の問題点は、指がskkに慣れてしまうことでしょう。つまり、漢字を 使う場合、無意識のうちに左手はシフトキーを押してしまいます(^o^)。ですから、 まあ、skk以外を使うのが面倒とか困難になっちゃう訳です。
snowdogはマックのキーボードが結構好きです。とゆーのは、物にもよるので すが、Aの左にコントロールキーがある点を高く評価するからで、emacsを使う場合、 これは結構重要です。ですから、PPCLinuxを使う場合、emacsの為に、わざわざキ ーバインドを変更しなくってもよいので、とっても使い易いと思ってます。今まで、 なにか書き物をする場合、PPCLinuxを起動させていました。なぜならemacsとSKKが 無いからです。しかし、マック上でemacs & SKKが使える様になりました。主にど ちらを使うか迷うところです(^o^)。実際のトコ、snowdogにとって、emacsの機能 はNitemacsでも十分で、skkの有無が一番大事かもしれません。
さて、マックとPPCLinuxで同じemacs 20.6にskk10(?)が動くので、これを比 較してみましょう。起動にかかる時間は、どちらも長く、結構重いプログラムだと ゆーことが分ります。まー、そうでしょうね。さて、なにか書いた感想としては、 アルファベットの場合は、大体同じような印象を受けますが、SKKを使う時に違い を感じます。skkを起動するのにかかる時間がマックの方が長いのです。また、skk のモードをかえる場合、一々画面を描きかえるので、ワンテンポ遅くなります。全 体的にマックの方が少し重い印象は受けました。実際のとこ、マックで動いてる emacsはLinuxで動いてるモノに比べてかなり軽いハズです。とゆーのは、最近の emacsは、なんかxemacsと張り合っているのか、とてもカラフルで、ホームページ を見ることができたり、おしゃべりしたり、と本当に必要なのかと問いたくなるく らい多機能化への道をひた走ってます。あの色彩感覚は日本人のsnowdogには如何な ものかと思うのですが、とにかく昔のemacsやmuleと印象が違います。「どのような プログラムも最後にはメールを読めるようになるまで機能が増える」という経験則 (?)がありますが、遠い昔に多機能化の最終段階であるメールが読めるようになっ てしまったemacsは、ブレーキがなくなっちゃったのか、さらなる機能を付け加える のに余念がありません。昔から、emacsだけで、全てが出来るとは言われてましたが、 その傾向は近年、とみに激しいように思います。sawfishなど、Lispに似た言語で動 いているみたいなので、emacsに統合される日も近いでしょう(^o^)。そして、GNOME に打ち勝つ日が来るのも、それほど遠い未来ではないかもしれません。もしかしたら、 emacs側はもうGNOMEに打ち勝ったと思ってるかもしれません(^o^)。そんなemacsと比 較しているので、機能が限定されてるマックのemacsとLinuxのemacsが大体同じくら いの体感速度とゆーことはマック版の方が、かなり遅いとゆーことだと思います。 コンパイラーの差やバイトコンパイルの有無などが、かなり影響してるのでしょう。 もう一つ気になる点として、リージョンバッファーのサイズが小さいのか、カット& ペーストを行なうと、単語程度なら問題ないのですが、ある程度の文章の場合、取り こぼすことが多いです。まだ使用テストの段階で、.emacsを殆どいじっていないせい かもしれません。色々な不満が出てきますが、それは移植されたemacsが、まるでマッ クで動いてることを忘れさせるほど素晴しい為で、UNIX上のemacsと比較できてしまう せいです。シェルすらないマックで、実用範囲な状態でemacsを動かすとゆーのは、か なり大変だったと思うので、これを達成した人達の努力を誉め讃えるべきでしょうね。 なにせ、UNIX上のemacsと同じLispファイルが動き、skkやApelなどが、何も手を加え ずに使用できるのですから大したものです。snowdog自身はskkが使えるので、とって も感謝しています。
さて、ここで問題なのは、どのような人が、このemacsを使うのでしょうか。 emacsとゆーからには、やっぱりLispが使いたいとか、プログラムを書くといった 用途なのでしょう。snowdogの場合はskkが使いたいだけとゆー低レベルな理由ですが、 うーむ、なんかマック使いと、emacsとは、属す世界とゆーか、文化とゆーかが、 かなり違うように思えます。snowdogの知ってるマック使いとゆー人達とemacsは 接点がないよーにも思えます。一人ほど、マック使いのvi使いとゆー、かなり変った 方がいますが、これは突然変異の例外中の例外と考えるべきでしょうねー。snowdogは ローグで、すぐ死んじゃうので、viはダメなんです。今はngがあるので、もうviは使 う機会がまったくなくなりました(^o^)。(前から使ってないけどね)。 また、「パソコンを極めるとマックにゆきつく」とゆー言葉がありますが、お財布 と相談したら、簡単にはマックを購入することはできないので、お金を沢山稼いで、 んで、AT互換機に飽きて買いたいものがなくならないと、マックを買えるくらい 貯金ができないよっとゆー意味に思えます(^o^)。ですから、それとこれとは違う よーに思えます。普通のマックユーザーにとっては、エディタの必要性は、ゼロに 近いんじゃないでしょうか。このemacsの移植をsnowdogはとってもありがた く思うのですが、どーゆーユーザーがemacsを使うのか今一つ、不明です。
んー。あっ!、そうそう、Mac OS Xでは、なんとemacsがあるみたいです。シェルも 使えるみたいなので、これは慣れておく必要があるでしょう。そーかー(^o^)、こ の為だったのですね。Mac OS Xを極める為にはemacsが使えないとならないでしょー。 とゆーことは、本番になっても焦らないように、現在のマックのOS上でemacsに慣 れておかねばならない訳です。また、Mac OS Xを使ってる場合はemacsに慣れてる でしょうから、Mac OS Xの動いてないマックでも必要になるでしょうねー(^o^)。 とゆーことは、次はbashかtcshを動かさないといけないのかな。snowdogは次に これらを探さないといけません(あるかな?)。なんか、DOSの時代のUNIXモガキ を再現してるようで、なんか懐しい気持ちになってしまいます。
emacsはGNUを代表するツールの一つです。ハッカーの道具の代表といっても よいでしょう。そして、アッ○ルとハッカーは昔は仲良くありませんでした。で すから、ちょっと前なら、マックで動くemacsなんて、想像もできませんでした。 アッ○ルもクラッカーとは仲良くできなくても、ハッカーと仲良くすると、そ れは有益であると理解したのでしょう。アッ○ルは変化し、そのユーザーも変化 したのでしょう。最近、マイク○ソフトに芸風が似てきてるよーにも思えるのは 気のせいかもしれません(^o^)。