メディア


最近、パソコンを販売するのに、価格とかCPUパワーではパッと目を引くことが出来ない為か、 DVD搭載を売りにする商品が増えてます。ビデオテープに代わって、映画なんかの販売は、どうや らDVDに移行しつつあるみたいです。だから、これを利用して、パソコンでもってのが、メーカー 側の主張みたいです。確かにビデオテープで購入するより、DVDの方が、劣化が少ない分、嬉しい のですが、さて、パソコン用の保存メディアとして、DVDはどんなものなんでしょう?
とりあえず、現状のDVDの規格は、5つあるみたいです。まず、ビデオレコーダーなんかの DVD-RAM。んでもって、パソコン用として、大きく分けて、+と−。なんじゃこりゃ(^o^)。まあ、 −ってのは、冗談ですが、DVD-RとDVD-RWの事で、こいつはDVDフォーラムというグループが管理し てる規格です。DVD-RAMもこっちですね。DVDフォーラムっちゅうのは、松下や東芝なんかの200 社が参加しているみたいです。こっちの規格の方が、先行して出来たようです。んで、+ってのは、 DVD+RとDVD+RWの事で、DVD+RWアライアンスっちゅうのが、管理してて、HPやヤマハが参加してる みたいです。
さあ、困りますねえ。我々は、どれ買えばいいのでしょうか?とりあえず、過去、フォーマット 戦争で痛い目にあった、ソニーさんの意見を参考にしてみると・・・。ありゃ、どっちの規格にも 参加してるんですか(^o^)。んじゃあ、一番シェアの大きいOSの場合はっていうと、どっちもサポ ートしてるそうです。まあ、この会社のサポートしてるってのは、快適に使えるって意味とは限ら ないのですが、どちらも使えるみたいです。
−と+、使い勝手の上で、どんな違いがあるんでしょうか?取りあえず、後から出来た規格なの で、+RWの方が、-RWより書き込みがちょい早いのと、データーの追加が容易なんだそうです。という 事は、+の方がいいかなあって思うのですが、互換性の高さでは、+Rより、-Rの方が高いみたいです。 さて、そうすると使い方しだいって事になりますねえ。何度も書き込んだり追加したりする場合は、 +RWを使うという事ですか。え?何度も書き換えたりするの?CD-ROMの場合、一番有効な使い方は、 CD-RWで何度も書き換えするんじゃんくって、CD-Rで使い捨てなんだけどなあ(^o^)。
DVDのメリットってのは、CDの7倍もの記憶容量を誇るって事です。まあ、5G弱の容量があるって 事ですね(^o^)。うーんうーん、5G近いサイズが必要なのって、どんな作業でしょう。まず、間違い なく言える事は、テキストやなんかじゃあ、ありえないって事です。つまりメールやなんかの保存と かで、DVDを書き換えたりしねえだろ〜な〜って事は、想像出来ますね。画像の場合でも、1枚あた り、まあ、大きくて、2〜4Mくらいなんで、CDでも十分です。じゃあ、ハードディスクのフルバッ クアップなんかはどうでしょう。ええっと、今、普通のハードディスクは、20Gくらいですか。あ りゃ、これじゃあ、今度は、容量不足です(^o^)。そうなると、後は、動画ですか(^o^)。
さて、動画 ねえ、動画。動画の編集といえば、アップルのノートのCMを思い出してしまいます。飛行機の3人 席の中央に座って、左右の机占領した挙句、不快そうな隣のおじさんに、今、自分の映画を編集して るんで、これが僕の彼女って言うヤツ。いやあ、不快だなあ(^o^)。誰も手前の彼女なんかに興味はね えんだって叫びたくなりますねえ。恋人募集中の美人な女性なら別ですが(^o^)。まあ、パソコンで 動画編集っていったら、 まあ、こんなもんでしょうから、こうしてみるとDVDってのは、危険な存在かもしれません。例えば、 友人が、DVDドライブ付きのパソコンで、編集なんかもできるんだよね、なんて言い出したら、注意が 必要でしょう。話を上手い事変えないと、家族旅行の様子とか、ペットの姿や、結婚式の模様、果は、 なにか得体の知れない作品を見せられる拷問に掛けられる危険性が考えれます。こうなってしまうと、 精神的苦痛の損害賠償を求めて、裁判で争う事になりそうで、人権擁護の観点からも、如何なものか と疑わざるえなくなってしまいます。大変です。政府に規制を掛けられちゃうぞ、DVD!(^o^)
如何なものかといえば、DVDのCMで、某2世力士が、親父の若い頃と比べて、勝てないのかなあ って言ってるものもありますが、昇進を諦めたという現役力士の姿勢には、相撲協会から文句が出る事 は必至です。え?そうじゃなくって、ズットズットっていうので、このメディアの保存性の高さをアピ ールしてるって?はあ、そうなんすか。しかし、そんなに長期に渡って、君臨し続けるメディアなんで しょうか。保存性を詠ったメディアとしては、CDとMOってのがありますね。今のトコ、CDは大丈夫なみ たいですが、その前のMOは、開発各社が、勝手に容量増大を計った挙句、保存はされてるのだろうけど、 新しいドライブではそれが読めないなんて事が続発しましたからねえ。さて、そういった観点からみる とDVDはどーなんでしょう。CD-ROMの成功も、結局、規格が一つきりだった為の様な気がします。すると、 現時点で、規格が乱立してる現状には、きな臭いものを感じずにはいられません。血で血を洗うような 戦争が勃発するんでしょうか。HPが自爆テロをやりそうだなんて話も出そうで恐ろしい事です(^o^)。
規格同士の百年戦争の可能性も考えられますが、これは些か考え過ぎでしょう。何故って、そんな に寿命の長いメディアでは無いように、snowdogには思えるのです。何故って、その容量ですよ、容量。 確かにデカイサイズが入るようには思えるのですが、これって、映画やなんかを販売するには、適当な サイズではあるけど、例えば、CD-ROMが出た時の事を考えて、適当なサイズなんでしょうか?だって、 所詮、CD-ROMの7倍程度ですからね。とてつもなくデカイって感じはありません。実務的な用途には、 CD-ROMで十分だし、ハードディスクのバックアップなんか、つまり、そこへボンボン放り入れられたもの を纏めて保存するには、不十分な大きさです。キチンと整理するんだったら、CD-ROMでもいいんだし(^o^)。 動画の取りっぱなし保存にも足りませんよね。という事は、必要は発明の母って事で、スタンダードと なるメディアは、将来、開発されるって考えていいような気がします。
拷問道具として政府に規制されたり、短命が予想されたりして、どうも、DVDは、救世主とはいか ないみたいです。隠れてこっそりパソコンでHなものが観たいお父さんには、メシアになるのかもしれ ませんけどね。汝、姦淫することなかれってね(^o^)。
え?メシアじゃなくって、メディアだって?

snowdog 2002 5/9