アッ○ルのサブノートの可能性
毎年ささやかれるアッ○ル製品に関係する噂の中で、特に国内で期待
と共にささやかれるものとして、マックのサブノートの存在があります。
最近は噂を話すのも大変なみたいで、下手な噂を流したりした日には、ア
ッ○ルの法務部が弁護士さんといっしょに、「大統領も法廷で決ったんだ
から、噂話も法廷でやりませんか」っておさそいがかかるみたいです。特
に噂の中身が事実に近い場合はそーとー厳しいらしく、Cubeの発表前には
情報漏れの元探しにアッ○ルの社員は大変な目にあったみたいです。でも
Cubeに関してはCEOの性格を考えたら、情報がなくても予想できそうで、
情報漏れはいいがかりに近いように思いますが、どーも、そうは考えてな
いようです。でも、なんでそんなに情報漏れに神経を尖らせるんでしょう
ね?
色々な噂がありますが、今話題になっているのはノートタイプのお話
らしいです。何を考えたらこーなるのか理解できないネタとしてはG4ノ
ート、マー○ュリーなんてコードネームまでついた代物のお話もあります。
信じがたいことに元ネタを出したのはアッ○ル社自身で、さらにこれを喜
ぶファンがいるとゆーのは末期的ですね。うーん、アッ○ルがMac OS Xの
βテストに際し、ファンの意見を全てきく必要はない、アッ○ルは取捨選
択すべきだってアッ○ル側は言ってましたが、どーゆー選択基準なのか、
先行き恐しいものがあります(^o^)。狂気の産物はともかくとして、アッ
○ルのパソコン製品の中で、ポッカリと空いた部分が、サブノートです。
アッ○ル社はこの分野が縮小すると読んでいたみたいですが、その予想と
は裏腹に、この分野はのびているみたいです。日本人の場合、体格的な問
題から、重いノートパソコンは持ち歩くのが困難ですから、軽いノート、
特にサブノートに人気が集まるのは、自然なことかもしれません。文化的
に小さなものを愛でる気持ちがあるとゆー穿った意見もありますが、まあ、
持ち歩くなら小さい道具の方がsnowdogも好きです。これって日本だけか
と思っていたのですが、ニュースなんかで報じられるところでは、海外で
もサブノートには人気があるみたいです。
体格的な問題はなんとでもなるアッチの人が、何故サブノートを選択
するのでしょうか。ちょっと推測してみると、もうお仕事はパソコンを主
体にして行なっていることが大きいのではないかと思います。OSがマル
チタスクになったのも一因ではないでしょうか。snowdogもそうですが、
お仕事などでパソコンを使う場合、幾つもソフトを立ちあげて、カットア
ンドペーストしたりして処理しますよね。例えば、表計算の結果を取り込
みながら文章を書いて、んで、何かの報告書を参照するとかしてると、
ちょっと15インチディスプレーでは役不足です。こー考えると、ノート
型って、十分なディスプレーサイズは持っていないんですよね。そーする
とノートでやる事ってメールを読むとかメモをとるとか、そんな簡単な作
業でしょう。例えCPUが十分な能力を持っていたって、画面が狭いことに
は変りありません。そーすると、どうせたいした事は出来ないんだったら、
邪魔にならない軽いサブノートがいいってなって事になるのかもしれませ
ん。場合によってはフロッピーに入りきらない書類の輸送用の可能性だっ
てありえます(^o^)。
アッ○ルがマックのサブノートをつくる場合、のり越えなきゃならな
いハードルって何でしょう。一番のハードルはアッ○ル社には、そんな技
術力は無いとゆー点です。実際に過去、日本市場の要求によって作られた
軽量ノートはアッ○ル社じゃなくって日本I○Mが作りました。基盤設計
とか、そんな問題だけじゃなくって、外装からネジの一つに至るまで軽量
化をしなきゃなりません。国産の製品の場合、チタンでは足りずマグネシ
ウム合金まで使われてるありさまです。そーした場合、パソコンしか作っ
たことがない企業とパソコンも作ってる企業では蓄えられている技術が異
なるのでしょう。
もう一つ、ハードルがあるとしたら、アッ○ル社の財政状況でしょう
ねー。サブノートを開発するだけの余裕がはたしてあるんでしょうか。無
理にそんな予算を使うと別のトコで何か問題が出てくるでしょう。Mac OS
X関係は、今からもお金がかかるでしょうし、何故そんな要求が出るのか不
可解ですが、GHzのG4を求める声や、それを動かすと宣言してるサー
ドパーティーもあるみたいですから、うかうかしてられないみたいです。
便宜上Penti○m 4とも争わないといけないみたいですからねー。PCIバス
をベースとして動いてる状態でGHzのCPUを誇るのは、ちょっとお利口
とはいいがたい気がするんですが、要求はあるみたいです。GHzG4
モデルってF1のエンジンを積んだT4フォード(別にオート3輪や馬車
でもかまいませんが)などが連想されますねー。この場合だとCPUはGHz
のクロックでひたすら全力で待ち続けるだけ(^o^)なんで、効果がいかほ
どかは不明ですが、要求はあるみたいです。PCI-Xはやっと先日、評価用の
基盤が発表されたばかりなんで、もう少しまってからの方が現実的だと思
います。現行のG4でも、G3でさえもPCI-Xの導入の方がGHzのCPUより
性能は高くなるでしょう。あと、メモリ関係の新アーキテクチャ導入とか
も大事でしょうねー。今問題なのはCPUじゃなくって、ロジックボードなど
だと思います。この問題は一朝一夕では解決しませんから、マイクロカー
ネルを採用することでもありますし、マルチCPUは、うまくできれば効
果が高いでしょうし、期待も大きいのでこっちも開発をしなきゃなりませ
ん。こんなにお金のかかることが順番待ちしてるんじゃ、ちょっとサブノ
ートの開発にまではお金が回らないでしょう。
じゃあ、可能性はないんでしょうか。期待できそうな情報もあります。
まず、I○Mが750cxを開発したので、低発熱、省電力なCPUが存在してい
ることです。ノートで一番重いのはバッテリーですから、このCPUの存在
は大きいと思います。それに発熱が低く抑えられたら、バッテリーの持ち
もいいでしょうしね。現行のノートって、モバイルを名乗るにはバッテリ
ー周りが力不足ですからね。
次にCubeやiMacでマザーボードの小型化が進んでいることです。特にCube
は小さいから、ここで蓄積された技術は意味があるように思います。さら
に、CEOが拡張したロードマップにはモバイル分野が存在するというこ
とも、サブノートの可能性を示唆するって考えられなくもないです。んで、
アッ○ルの株価暴落の後にCEOは、社員に対して葡萄はすっぱいって(^o^)、
言ってますが、新製品を匂わせるよーなことも言ったみたいです。
さて、実際のところはどーなるんでしょう。1月にはマックワールド
エキスポがあるんで、ここで発表されるんじゃないかとゆー期待が語られ
ることも多いんですが、実現の可能性は高いんでしょうか?市場の冷えこ
みや業績不振を考えると、1月にはユーザー数を増やすような商品が欲し
いところです。で、悪いんですが、G4ノートは販売してもマックファン
が騒ぐだけで、ユーザーが増加するとは思えませんから、これは適当とは
いえないでしょう。最近のアッ○ルがiMacでなんとか倒産を避けられたこ
とから考えると、コンシューマー分野(アッ○ルの製品って全部コンシュ
ーマーだと思うのですが)で要求の高いサブノートが一番じゃないかなーっ
て思います。iMacの所有者ってiBookよりサブノートが欲しいと思うんで
すが、そう思いませんか?これにPDAをセットで発表すると効果がある
とは思いますが、まあ、それは無いでしょう。CLIEでマック用のドライバ
が出来たみたいですから、それで良しとするべきかもしれません。こー考
えるとサブノートの発表は可能性が高そうです。でも現状や、先にあげた
問題点を考えると実現は難しいでしょうね。1月のエキスポの目玉はG4
iMacあたりじゃーないかってのがsnowdogの予想です。実はこれが一番恐い
予想で、こんなものが出たら、かなり早いうちにMac OS XはG3のサポー
トを停止するんじゃないかと思います。しかし、どっちにしてもsnowdog
には関係ないんですよねー。どっちも購入したいとは思いませんから。あ
るとしたらニュートンなんだけどねー(^o^)。VAIOミニノートサイズのマ
ックがもし出たら、かなり悩むかもしれませんけどね。