01-022
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日本及日本国民之起原(上・下巻)
書    名
古代日本人は希伯來(ヘブライ)人也
副    題
小谷部 全一郎  炎書房
著者・出版社
A5判、ソフトカバー、(上)232ページ、(下)229ページ
版型・頁数等
1982年  定価(上下)/2,700円 → 販売済
発行年・価格
上・下巻とも帯付
備    考
目    次
(上)第一章 総 説             (下)第九章  軍事及歴史事項の比較研究
   第二章 日本の先住民族はコロポックル     第十章  風俗習慣の比較研究
   第三章 出雲民族の渡来と其起原        第十一章 日本及天孫民族の起原
   第四章 日本地名の殆ど総ては蝦夷語      第十二章 神聖なる大日本と国号の由来
   第五章 上代の出雲民族は後の蝦夷       本書に対する読者の声
   第六章 出雲時代の文化とアイヌ風俗
   第七章 英邁非凡な猶太民族
   第八章 神祇及祭祀の比較研究
原本は昭和4年に出版された。これは現代活字で復刻されたもの。当時のまま復刻された口絵の計22ページの写真はレトロな雰囲気で興味深い。この手の原本はまず古書店に出ないし、出ても買える値段ではないので、たいへんありがたい。八幡書店やこの本の発行人(たなか荘なるアパートに住んでいる!)のような奇特な方々の熱意に感謝したい。昭和初期のこの種の本はおしなべてそうであるが、八紘一宇、神国日本的言辞・心情が肥大化しつつある。それを差し引いて広い分野から俯瞰すれば決して荒唐無稽と断ずるのは適当ではない。学べるところは学んで自分の歴史観をゆたかにいたしませう。
解    説