アタック・オブ・ザ・キラートマト |
ヒッチコックの「鳥」という映画と同じ被害が実際に起こったというナレーションに始まり、場面は主婦が皿洗いをしているシーンへと変わる。すると排水溝から1つのトマトが。「うぃうぁぴろぴろ」といった不可思議な鳴き声と共に転がり出すトマト。何故か怯え叫ぶ主婦。シーン暗転。 オープニングロールと共にテノールの迫力有るオープニングテーマ。 アタ〜ックオブザキラートメ〜ィトォ〜 ごめん。もう、これだけでお腹いっぱいです。この曲、一回聞いたら忘れられません。テツandトモの「なんでだろ〜」よりも頭に残ります。要注意が必要です。間違っても会社で鼻歌なんぞ歌わないように。そして歌っている人がいてもツッコミなんて入れないように。つっこんだが最後、あなたもマニアの仲間入りです。 ってかホントこれホラーじゃないからね。もうどっからツッコミいれていいのか分かりませんよ、私は。これは「裸の銃を持つ男」とか「ホットショット」のような典型的コメディですからお間違えなく。特にビデオ屋さん!時々ホラーコーナーに置いてあるのを見かけます。気をつけましょう。コメディコーナーへ移動して下さい。繰り返します。コレを怖がる人はいません。コメディコーナーへ移動して下さい。l余談ですが私が行っているビデオ屋には<ホラーコメディー>コーナーがあるんです。初めて見た時は非常に感動しました。 この映画の見どころは決して内容ではなくトマトの攻撃方法(攻撃状態?)です。 1.最初の主婦が襲われるシーン 全シーンにおいて誰かがトマトを転がしてます。誰かがトマトを投げています。トマトが浮いています。トマトが台車に乗って動いています。誰か助けて下さい。私にどうしろと・・・ 見始めて30分たっても、まだこの映画を見る事に苦痛を感じない人がいたのならその人は確実にこの映画の監督と血のつながりがあるとしか思えません。神経が普通じゃありません。ある種の尊敬を送りたたえますので名乗り出て下さい。是非。 映画の途中に広告のテロップが流れたり、ミュージカル風に歌い出したり、ヒロイン(?)の顔が異常に怖かったり、他にもたくさんつっこんだ方がいい所はたくさんあるんですが、ギブアップしてもいいですか?私の手にはえません。勇気ある人はご自分の判断でレンタルして見て下さい。たとえ精神的苦痛を感じたとしても私は責任をとりかねますけどね。 ご覧になった方は感想を是非ともくださいね。 |