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2時間サスペンスは、制作費や出演者のスケジュールでどうしても関東やその周辺で多く作られています。東京を除けば特に京都、横浜、伊豆、信濃、はサスペンスの宝庫です。各都市が決して治安が悪いわけではありません。九州は僅かですが、その中で長崎県や福岡県、大分県、佐賀県が多く、宮崎県は少ないようです。地方ロケの条件は、温泉や観光地があり、都会から見て憧れとミステリーの両面を持ち合わせた場所が多いようです。
・長崎県では、長崎市(オランダがらみ)、雲仙温泉、島原温泉、平戸、五島、ハウステンボスなど、舞台となりうる場所が多い。 ・福岡県では、九州の首都である。巨匠松本清張先生の出身県である。古い作品に多い。 ・大分県は、なんと言っても、湯布院。別府がある。 ・佐賀県では、いかりや長介主演で19作続いた『取調室シリーズ』や 賀来千香子主演で2作目が放送された『女取調官シリーズ』がある。焼き物、陶芸家家元を絡めたサスペンスが多い。 などが理由であると思われます。 余談ですが、大都市の大阪府を舞台としたサスペンスは、たった一つ(関西空港を舞台とした『京都・源氏物語殺人絵巻』 山村美紗サスペンス、金曜プレステージ)です。大阪の知人に聞いた所、ロケをすると、一般の店や人の映った、映らないでもめたり、カメラアングルの隅のほうで、刀で切られたり、拳銃で撃たれたりする人が出てきそうだ、との事でした。 |