ブート時に 9 8 7 ... とカウントしている時にEnterキー以外のキーを押し 'boot -c' と入力し config> とプロンプトが表示された時に visual と入力するとデバイス情報を変更することができます。しかしこの変更は 保存されず次回の起動時には元の情報に戻ってしまいます。この変更情報を 書き出すコマンドがkgetです。
# kget /boot/kernel.conf
このようにすることで次回起動時にも変更内容が反映されるようになります。
rl0で認識されるLANボードです。
# dmesg | grep rl rl0: <RealTek 8139 10/100BaseTX> port 0xe000-0xe0ff mem 0xde000000-0xde0000ff \ irq 11 at device 20.0 on pci0 rl0: Ethernet address: 00:00:e8:9f:4f:49 miibus0: <MII bus> on rl0 rlphy0: <RealTek internal media interface> on miibus0 rlphy0: 10baseT, 10baseT-FDX, 100baseTX, 100baseTX-FDX, auto 実はこのボード速度が以上に遅いというトラブルがありました。 ftp> get test.zip local: test.zip remote: test.zip 200 PORT command successful. 150 Opening BINARY mode data connection for 'test.zip' (2862663 bytes). 100% |**************************************************| 2795 KB 00:00 ETA 226 Transfer complete. 2862663 bytes received in 494.06 seconds (5.66 KB/s) ftp> bye 221 Goodbye.
5.66 KB/sしかでていません。ハブは10baseT用のものです。 メーリングリストで 検索をかけて見ると同様の報告がありました。原因として考えられるのは 10baseT/100baseTXの自動認識がうまくいってないのではないかと思われます。
# ifconfig rl0 inet 192.168.0.5/24 media 10baseT/UTP マシン起動時に自動実行させるには/etc/rc.confに以下を記述。 ifconfig_rl0="inet 192.168.0.5 netmask 0xffffff00 media 10baseT/UTP" 実行結果 ftp> get test.zip local: test.zip remote: test.zip 200 PORT command successful. 150 Opening BINARY mode data connection for 'test.zip' (2862663 bytes). 100% |**************************************************| 2795 KB 00:00 ETA 226 Transfer complete. 2862663 bytes received in 2.67 seconds (1.02 MB/s) ftp> bye 221 Goodbye. 今度は1.02 MB/sでした。 RealTek 8139のボードには気をつけたほがよいかもしれません。
参考
100baseTXだと10MB/sもでるそうです。また`man rl` などとすると情報が得られます。
マザーボードをP2L97からCUSL2に換えました。CUSL2はi815のボードです。 内蔵のVGAを使う事にします。XFree86のバージョンは3.3.6なので4.2.0に アップグレードします。XFree86に関する情報は以下を参考に。
まずバイナリィを取って来ます。取って来る所は本家でもよいですが なるべく日本のサイトを利用したほうがよいでしょう。
ftp://ftp.rarf.riken.go.jp/pub/X11/XFree86/4.2.0/binaries/FreeBSD-4.x ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/XFree86/4.2.0/binaries/FreeBSD-4.x バイナリはFreeBSD-4.xのものだけしか用意されていません。 インストールの方法はInstallに書かれています。そのまえにバックアップを とっておきます。 # cd /usr # mkdir -p X11R6.336 # cd X11R6.336 # ( cd ../X11R6 ; tar cf - . ) | tar xvf - 取って来たファイルはどこに置いてインストールしても構いません。 12個の必須のファイルとお好みによって追加するファイルを用意します。 インストーラがいろいろ聞いて来ると思いますが分からない場合はデフォルトの 答えでよいと思います。 i815に関する情報は以下を参考に FreeBSD QandA 2058 /boot/loader.conf に以下の行を追加してマシンを停止させi815のボードに交換し 起動します。 agp_load="YES" XFree86 4.2.0 では 3.3.6 にはあったXF86Setupがありません。Xの設定は XFree86 -configure, xf86cfg -textmode, xf86config が使えますが、 いずれも完全なものではないので /etc/X11/XF86Config を編集する必要が あります。書式も少し違っています。 # XFree86 -configure XF86Config.new というファイルができます。"Device" のセクションは出来ていますが その他のセクションは出来ていません。 # cp XF86Config.new /etc/X11 # xf86cfg -textmode "xf86cfg -textmode" で"Device"以外のセクションを設定します。そのあと /etc/X11/XF86Config を手直しします。/usr/X11R6/lib/X11/ 以下の文書を 参考にするとよいでしょう。また 3.3.6 の設定ファイル /etc/XF86Config も参考にします。 Driver "i810"につづけて以下を追加します。 Option "NoDDC" フォントパスに以下を追加します。 FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/local" 追加したフォント(elisa8x8, ナガ、要町、kappa20)などは上記にインストール されているので忘れずに追加します。 Xを起動する準備が出来たらすぐにXを起動させるのではなくマシンを再起動 させます。 xinit または startx で X を起動させます。画面の位置とサイズはモニタの スイッチを利用してもよいですが、xvidtune というコマンドも使えます。 使い方は Auto を押して画面の位置とサイズを調整し Show を押すと xvidtune を起動したターミナルに 数値が表示されますので XF86Config の "Monitor" の セクションに Modeline ....... と追加するとよいです。 mozillaで日本語入力が出来なくなった。 XFree86 をバージョンアップするといろいろ不具合がでます。 こちらの環境ではシェルに tcsh を使っているので .cshrcに以下を追加しました。 setenv XMODIFIERS "@im=kinput2" sh や bash の場合は .profile や .bashrc に以下を追加します。 export XMODIFIERS="@im=kinput2" 参考 http://www.gnome.gr.jp/~yatt/mozilla/xim.html さてこのi815内蔵のビデオカードですが前のものと比べると文字が少し滲んだ ようになります。慣れの問題もありますがあんまり好きではありません。 このあと ATI Radeon というビデオカードを挿して起動みました。文書には Radeon がリストにはなかったが Driver "ati" で認識しました。 XF86Config