05/DEC/2000/UP DATE

観 戦 記 20


Japanese BodySlam 2000

(4日目・前編)

格闘探偵団バトラーツ

格闘ロマン〜BATTLARTS NEVER DIE

11月26日(日)駒沢オリンピック公園体育館

(午後3時試合開始)


ツアー4日目も東京滞在。
 
まず、午前中に渋谷のホテルから前日予約しておいた
西新宿のワシントンホテルへ移動。
同じワシントンでも。こちらはこましなホテルだ。
ショップやレストランも充実している。このツアー唯一ホテルらしいホテル。
やはりホテルは事前予約しないとダメね。
このワシントンホテルで最終日まで滞在する事にした。
 
チェックインにはまだ早いので、ロビーのコインロッカーに
荷物を保管する事に。
そして地下の喫茶店で朝食を取る。
 
この日の東京はプロレスイベントが目白押し。
一応、15時のバトラーツを主体に、
ディファのJd'とJWPについては未定のままだ。
 
相方と今日のプランを練っていく内に、
『力道山の墓参り』というプランが浮上してきた。
折しも先日、力道山の長男義浩氏が亡くなったばかり。
新聞記事によると力道山の墓がある池上本門寺で、
27日に通夜、28日に告別式が執り行われるらしい。
 
 日程的に参列は不可能だが、
『1日早く力道山の墓参りと義浩氏の供養をしようじゃないか!』
と言う事で決定。
 
電車を乗り継いで池上本門寺に到着。
映像でしか見た事が無い力道山のお墓に感動。

墓前に手を合わせると、感極まってしまったo-chan。
力道山が亡くなったのは昭和38年。o-chanが産まれたのも昭和38年。
 昔から因縁めいた物は感じていた。




▲念願だった力道山の墓参りにやって来たo-chan。
力道山の墓参りについての詳細は、後日『追悼館』にてリポートしますので
お楽しみ!!


力道山の墓参りを終えると、新宿にUターン。
 
試合開始まで少し時間があるので、新宿2丁目の『花膳』に行ってみた。
  ここはご存知、IWA JAPAN・浅野起州社長が経営する定食屋。
  
ここは数々の記者会見や乱闘劇があった場所。すなわち『名所』である。
昼食を取ろうと思ったが、行ってみると定休日。
事前調査では年中無休だったはずなのに・・・。
 
まあ、仕方ないので写真だけでも撮って帰ろうか・・・
と、思った瞬間、シルバーの国産小型乗用車が店の前に止まった!!
中を覗くとジャージ姿の浅野社長だ!!
 
店の前で不審人物らしき輩がいると思ったらしい。
大阪から来た事を告げ、しばし会談。
大阪での興行を直訴すると
『来年3月大阪でやりますよ。
中山さん(中山企画社長・FMW中山香の実父)にお願いしようかと思ってる』
というビッグニュース?を教えてくれた。
 
来年3月は絶対駆け付けますよ!!
ついでに『私の16歳』のCDも買わせていただきます!!
 
残念ながら、お薦めの『生姜焼き定食』にはありつけなかった。
しかし、浅野社長とツ−ショットをお願いしたら、
『こんな格好だけどいい?』と、気さくに応じてくれた。

わりと素だった浅野社長。
できる事なら例の『オネエ言葉』で喋ってほしかったな・・・。
 
『花膳』を後にした我々は近くの『王将』で昼食を取る事に。
そして開始時間が迫っていたこともあり、タクシーで駒沢に向かいました。




▲この日は日曜日でお休みだった『花膳』の前で1枚。
浅野社長とのツ−ショットは後日『写真館』に公開予定。


途中、駒沢通りで軽い渋滞にあったが、試合開始前に現地到着。
予定ではヒロケンさんと合流する予定でしたが、
直前に『体調不良』のメールが届き、この日は欠場。
 
今日はバトラーツのビッグマッチだ。
恥ずかしながらo-chanは生のバトラーツを観戦するのは初めてである。
 
ダフ屋から¥5000のリングサイド券を¥4000で購入。
しかし1階は見にくそうなので、2階のPRESS席で観戦。
 
けっこう客は入っていた。やはり『ノーTV』効果か?
照明やその他の設備も金をかけている。
力が入っているのがよくわかった。
 
グッズ売場でアレクのフィギュア(¥10000也)を発見。
ちょっと購買意欲をそそられたが、顔が似て無いのでパス。
 そうこうしているうちに第1試合のテーマ曲が流れ出してきた。
 
今日はちょっと慌ただしい観戦だ。



▲駒沢オリンピック公園内にある体育館。
陸上競技場も隣接されている。



▲グッズ売場。
お目当てだったアレクのテーマ曲CDは置いてなかった。



▲『ジャポネットしまだ』のブース。
何が売ってたのかは憶えていない。
 
おねえチャン@コンパニオンの画像は
ここをクリック!!



▲噂の臨時託児所も設置されていた。



▲会場内部。金かけてました。
主催者発表5126人。スタンド席は確かに満員だったけど、
アリーナには空席が目立った。

■第1試合■

●マレンコ(7:19・カールシックル)ラスタマン×
 

▲マレンコの足を踏み付けるラスタマン。
 

▲フィニッシュはオリジナル技?
勝ち名乗りを受けるマレンコ。

■第2試合■

●Junji(7:36・羽根折り顔面絞め)土方×
 

▲これがフィニッシュだったかな?
 

▲どっちが誰だか見当が付かない・・・。

■第3試合■

●太刀光(4:50・裸絞め)小野×
 

▲体格差は見ての通り。
 

▲バックドロップを仕掛ける太刀光。
 

▲小野のキック等も決まっていたが、
最後はスリーパーで撃沈。

■第4試合■

●松井(4:50・裸絞め)ケン×
 

▲試合は終止松井のペース。
 

▲キックが脇腹に決まっているので痛そう。
 

▲ドロップキックも見せた松井。
 

▲フィニッシュとなったスリーパー。

■第5試合■

●タイガーマスク(11:28・小包固め)佐野×
 

▲佐野のロメロスペシャルがきれいに決まる。
 

▲フィニッシュはコレ。あっけなかった。

■第6試合■

インディペンデントワールドJrヘビー級選手権
●臼田(9:50・レフェリーストップ)平×
※臼田が新王者
 

▲想像してたより大きく見えた平。
臼田が小さいのか??
 

▲臼田のドラゴンスープレックス。週プロによると珍しいのだとか。
 

▲勝ち名乗りを受ける臼田。平の悔しそうな表情が印象的。

■第7試合■

●長井(15:47・ヒザ十字固め)ヨネ×
 

▲フェンス際でのジャンピングニ−。
 

▲長井の執拗な足への攻撃にロープブレイク。
 

▲出た!!筋肉バスター!!だが、決定打にはならず。
 

▲フィニッシュとなったヒザ十字。
2日連続違う団体でファイトする長井を観る事になった。

■第8試合■

●大塚(15:02・レフェリーストップ)落合×
 

▲この日のお目当ては意外にもジャイアント落合だったりする。
 

▲落合のヒザ十字に悶絶の表情のアレク。
 

▲Uの象徴?
ただロープにしがみついてるだけ。
 

▲スピニングトーホールドも見せた落合。
プロレスも出来る?
 

▲コーナーに追い込んでパンチ、平手の連打。
 

▲スタンディング式アキレス。落合ピンチ!
 

▲フィニッシュとなった逆エビ。
だが落合はギブアップせず、レフェリ−が止めた。
 

▲試合後の落合のマイクは笑えた。
自己紹介に始まり、プライドでの再戦を直訴していた。
 
このシーンのムービーは
ここをクリック!!(232K/10秒)


■第9試合■

●石川(8:36・裸絞め)村上×
 

▲平成のテロリスト入場。殺気に満ちた表情はとてもGood。
 

▲ゴング前の睨み合い。
石川が青山ちはるを立会い人に仕立てたため、
村上はかなりキレていた。
 

▲ガップリ組み合う両者。
 

▲裏アキレスを決める石川。
 

▲間合いを取る間も村上の表情は殺気充分。
 

▲キックもバチバチ決まる。石川も真っ向から受ける。
 

▲リバースインディアンデスロック。
まさに『燃える情念』
 

▲場外乱闘は人だかりで、2階席からもよく見えなかったのが残念。
モニターを設置して欲しかった。
 

▲フィニッシュとなったスリーパー。レフェリーストップで決着。
 

▲『俺達はリング上がすべてなんだ!
スキャンダルなんてどうってことねぇ!!』
石川は村上にそう叫んだ。


ビッグマッチだけに雰囲気は華やかだった、この日のバトラーツ。
メインの石川vs村上戦には、前振りのわりにはちょっとトーンダウンした。
 
『TVで放送するにはあまりにも危険』
を謳うにしては、それほどではなかった事が不満。
でも、結果的にはその戦略が当たってこの日の観客動員となったわけだから、
さしずめ成功といったところか。
 
試合が6時前に終わった事で、ディファ有明のJWPにハシゴすることにした。
JWPはこの日がラストマッチになるのではないか・・・・。
という危機感があったからだ。
 
JWPの試合開始は午後6時30分。
30分での到着は無理だが、7時には着くだろう・・・・。
 
はやる気持ちを抑えつつ、駒沢体育館前でタクシーに乗り込んだ。
 
つづく

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