MASTERS ADVENTURE
回廊の向こう側
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舞台と登場する人々


 このサテライトの導入に使われる屋敷は、リファールから徒歩で3日ほどの距離にあります。 そこに冒険者たちが到着し、屋敷の主人から依頼を聞くまでが導入部分。これは本サテライトのいかなるシナリオにおいても 普遍のパターンになります。
そして、決まって主人の女性は、冒険者たちの質問に詳しく答えることはしません。

「嘘は決して申しません。しかし、お答え出来ないことは多いのです」

「いかなる冒険にも危険はあるでしょう。安全を保証することは残念ですが出来ません」

「時がくれば、自然とここへ帰ることになるでしょう。
ただ、あなた方の意思では決められないということです」

「漠然と時を過ごすだけではなく、あなた方がするべき事があるはずです。
それを遂げて下さい」

「これは一体何か? ですか。
それを知ることは害にしかなりません。知らぬままの方が良いのですよ」

 彼女の口から得られる情報は、総じてこの程度のものにとどまります。
 しかし、彼女が無茶を承知の上で、それでも真摯に依頼をしていることは解ります。

「相当に理不尽な依頼、そして要求であることは承知しているつもりです」
「もちろん、ここまで私の話を聞いた上で、この依頼を断る権利が、あなた方にはあります」
「ですが、どうか曲げて、この依頼・・・・受けては戴けないでしょうか?」


屋敷の主人 アモーディア /人間 /
外見年齢 40歳代後半 /灰色の髪・瞳・白い肌・小柄

おそらくはSR/SG。
冷静で理知的な印象を与える中年の女性。
ゆったりと落ち着いた話し口と機敏な身のこなしが特徴。


屋敷の住人 ティーク /ハーフエルフ /
外見年齢 20歳前後 /金髪緑瞳・白い肌・中肉中背

おそらくはSM/RN。
朗らかで優しげな印象を与える青年。
呑気な口調と前向きな考え方が特徴。