МАРИЯふみえ：こんにちは。毎回帝国歌劇団のスターの皆様をゲストに迎えてお送りする「帝撃お料理教室」。
第一回目の今日は星組のソレッタ織姫さんと一緒に「海の幸のマリネ」を作りたいと思います。織姫さん宜しくお願いします。
織姫：チャオ〜〜〜♪今日は私の国イターリアのマリーネですねぇ。とっても美味しいで〜〜〜す。
ところでふみえさ〜〜ん、あなた昔もどこぞで「ふみちゃんのお料理教室」とか言うへんてこりんな連載組んでましたね〜〜〜。私、知ってるで〜〜〜す。ほらほら〜〜〜。
（薄っぺらい雑誌をヒラヒラさせる織姫）
МАРИЯふみえ：ああっ、織姫さんそれどこから出して来たんですかっ！か、返して下さいっ！
効果音：ドタバタドタバタ、ドスン。
МАРИЯふみえ：ほっ。危ない所でした。織姫さん勝手にうちの押し入れ漁らないで下さいね。
織姫：まあ、学生時代の汚点と言うことで勘弁してあげま〜〜す。では、とっとと作り方の説明するで〜〜す。
МАРИЯふみえ：はい、では始めましょうね。織姫さん材料の説明お願いします。
織姫：ええ〜〜〜っと………。平仮名ばっかりですねぇこのメモ。ふみえさん、お友達からレシピ教えて貰う時漢字書けませんでしたね〜〜〜っ。
МАРИЯふみえ：いいんですっ。（慌てて言い訳する）織姫さんが読みやすいように書いてあるんですからっ！
織姫：怪しいですね〜〜。まあ、くっちゃべってる間に説明しま〜〜すね〜〜〜。
調味料が、オリーブオイル、白ワインビネガー、ニンニク、塩、胡椒、生のレモン、オリーブ、パセリ。マリネの……ちょっと待ってくださ〜〜いっ！
ふみえさ〜〜ん。あなたさっきからマリネって打つ度にマリアって打ってませんか〜〜〜。失礼ですね〜〜〜。腹立ちま〜〜す。
そんならマリアさん呼べばいいで〜〜〜す。プンプン。
МАРИЯふみえ：うっ……すいません。うちのキーボードローマ字入力なんですけれど、ついmariまで打つと習慣でneじゃなくてaを打ち込んでしまって。ご、ごめんなさい……（平身低頭になる）
織姫：しかたないですね〜〜。今度から気をつけるですよ。
МАРИЯふみえ：（気を取り直して）織姫さん優しいですね。ありがとう。
織姫：ふんっ。では次いくで〜〜〜す。マリネする材料は、海老、帆立ての貝柱、いか、蛸で〜〜す。全部揃わなくてもいいで〜〜す。
МАРИЯふみえ：はい、この中の幾つか組み合わせていただければ。あと色々入れ替えて貰ってもいいでしょうね。試してみて下さい。
織姫：ふみえさん、この海老ちっちゃいですね〜〜。ケチ臭いで〜〜す。伊勢海老とかロブスター使うで〜〜す。
МАРИЯふみえ：……。
効果音：バタン（スタジオのドアが開く）
玲子：きゃはっ♪今日は〜〜〜。ふみちゃんの様子が心配なのでちょっと見に来ました。
織姫：あなた誰で〜〜すか〜〜〜？
МАРИЯふみえ：あっ、メル友の玲子ちゃん！
玲子：レシピ平仮名でメモって行ったから、ふみちゃん。ちゃんとしたの持ってきてあげたよ〜〜〜。
織姫：れ〜〜いこさ〜〜〜ん、グラッチェで〜〜〜す。ふみえさん、良い友達持ってますね〜〜〜。
МАРИЯふみえ：ううう、玲子ちゃん、ありがとう♪感謝♪感謝♪ではではレシピ載せましょう。織姫さん今日はありがとうございました。
織姫：み〜〜なさ〜〜ん、また会いましょうね〜〜〜、チャオで〜〜〜す♪
 

「海の幸のマリネの分量」
　　イカ・・・・・・・・・・１パイ
　　ホタテ・・・・・・・・・８〜１０個
　　無頭エビ・・・・・・・・４０尾
　　タコ・・・・・・・・・・２００ｇ
　　ガーリックオイル・・・・１００ＣＣ　
　　白ワインビネガー・・・・５０ＣＣ
　　レモン・・・・・・・・・１個
　　オリーブ・・・・・・・・１０個
　　パセリ・・・・・・・・・少々
　　塩・コショー・・・・・・適量

１．イカは、内臓を取り、輪切りにし、軽く塩ゆでする。
２．エビは、背わたを取り、皮ごと塩ゆでし、冷めてから皮をむく。
３．ホタテも軽く塩ゆでする。
４．ボールに、ガーリックオイル、白ワインビネガーを入れ、１〜３の魚介類と
　　半分に切ったオリーブ、レモン汁、パセリを合わせる。
　　塩・コショーで、味をととのえる。