ぎょしゃ座 Auriga


Auriga

冬の代表的な星座。天の川に沿ってオリオン座から北上すると、 五角形に並ぶ星の並びがある。これがぎょしゃ座。 プトレマイオス(トレミー)の48星座。

ギリシャ神話では、戦車を駆るアテナイ王のエリクトニウスとされているが、 星座絵は子山羊を抱いた老人の姿となっている。 エレクトニウスは、知恵の女神のアテナに愛され、アテネの国を治めていた。 足が悪かったが戦車を乗り回し、戦争のときは一番に敵陣に切り込んで行った。 1等星カペラは「小さな雌山羊」の意味で、 その名の通り老人の抱いている山羊のところにあたる。

冬の天の川に沿っており、 散開星団M36,M37,M38など多くの星雲,星団がある。

ぎょしゃ座散開星団(左からM37,M36,M38)/散開星団
M37=NGC2099(散開), M36=NGC1960(散開), M38=NGC1912(散開)
NGC2281/散開星団
NGC2281(散開)
勾玉星雲
IC405(散光)
IC410/散光星雲
IC410(散開)

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