うしかい座 Bootes


Bootes

北斗七星のひしゃくの柄を伸ばすとうしかい座の1等星 アークトゥルスに行きつく。さらに伸ばすと おとめ座のスピカに行きつく。これを春の大曲線という。 アークトゥルスの北側に、ネクタイのような形をした星の並びが うしかい座。アークトゥルスとは、熊の番人という意味で おおぐまを見張るうしかいの姿をあらわしている。 日本では、麦の穂が実るころ天頂に輝くため、麦星と呼ばれていた。

ギリシャ神話では、うしかい座について 2匹のりょうけんをつれて 母親カリスト(おおぐま座)を追う狩人アルカスの姿 (こぐま座),天を支える巨人アトラスの姿, 戦車を発明たエリクトニオスの姿(ぎょしゃ座) など、いろいろな説がある。

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