くじら座 Cetus


Cetus

晩秋の南の空に見られる。プトレマイオス(トレミー)の48星座。 みなみのうお座のフォーマルハウトとおうし座の プレアデスとを直線で結ぶと、その中間付近にある。 鯨の胴体からシッポの辺りにある、逆向きの"?"マークの星の並びが目印。

秋のギリシャ神話として有名な、エチオピア王家の物語では、 海の神ポセイドンにそそのかされてアンドロメダ姫 を襲おうとしたところで、ペルセウスに倒された、 化け鯨ティアマトとして登場する。

くじらの心臓のところにあるミラという星は、 約331日の周期で3等から9等の間で変光する脈動変光星で、 「不思議」という意味。このタイプの変光星をミラ型変光星とよぶ。 写真は2001年10月に撮影したもので、ミラは約2.2等級である。 ほかにM77銀河などがある。

M77/銀河
M77=NGC1068(銀河/中央やや左),NGC1055(銀河/左下),
NGC1087(銀河/右に並んだ上の方の銀河),NGC1090(銀河/右に並んだ下の方の銀河)
CN-212ニュートン焦点(トリミング)
若干流れています…良い写真が撮れたら差換えます。
NGC246/惑星状星雲 と NGC255/銀河
NGC246(惑星状/中央),NGC255(銀河/左上)
CN-212ニュートン焦点(トリミング)

星座88ヶ所巡り目次に戻る