冬の代表的な星座。プトレマイオス(トレミー)の48星座で、
黄道12宮の3番目の星座としても知られている。
冬の大三角形の北側に2つ並んだ星が目印。
北側が兄のカストルで1.6等星、南側が弟のポルックスで1.1等星。
現在では弟のポルックス方が明るいが、
昔はカストルの方が明るかったと言われている。 ギリシャ神話では、大神ゼウスと、 スパルタのテュンダレオス王妃レダとの間にできた 双子の兄弟といわれている。 戦術に長けたカストルと拳闘の得意なポルックスは、 アルゴ船に乗り込み遠征に出たが、カストルは戦死し、 ポルックスは仇討ちを果たしたものの、嘆き悲しんで死のうとした。 この姿をみたゼウスが、二人仲良く天空へと上げた。 ふたごの足のあたりに天の川が流れており、散開星団M35などがある。 この他、エスキモー星雲(NGC2392)などが有名。 |
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M35/散開星団 M35=NGC2168(散開/中央左より),NGC2158(散開/中央),IC2157(散開/右上) CN-212ニュートン焦点(トリミング) |
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くらげ星雲/散光星雲(超新星残骸) IC.443(散光) CN-212ニュートン焦点(トリミング) |
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