いっかくじゅう座 と こいぬ座
Monoceros and Canis Minor


Monoceros and Canis Minor

冬の代表的な星座。冬の南の空に見られる。 こいぬ座はプトレマイオス(トレミー)の48星座の1つ。 プロキオンは、犬の前にという意味で、その名の通りおおいぬ座 のシリウスより先に上ってくる。 ギリシャ神話では、神アポロンの孫アクタイオンのつれていた 猟犬メランボスの姿と言われている。 月の女神アルテミスが裸で水浴びをしている姿を見てしまたアクタイオンは、 アルテミスによって鹿の姿に変えられ、 そうとは知らない猟犬メランボスによって殺された。 1等星プロキオンは、おおいぬ座のシリウス, オリオン座のベテルギウスとともに、冬の大三角形を構成する。

いっかくじゅう座は、冬の大三角形に囲まれた辺りに位置する。 1624年、ドイツの天文学者バルチウスによって制定された。 目立つ星はないが、全体が冬の天の川の中にあり、双眼鏡などを使うと、 非常に多くの星が見られる。 クリスマスツリー星団(NGC2264)や、バラ星雲(NGC2237〜9,2244)、 わし星雲(IC2177)など、面白い天体も多い。

M50/散開星団
M50=NGC2323
CN-212 ニュートン焦点
バラ星雲/散光星雲+散開星団
NGC2237〜2239(散光)+2244(散開)+2246(散光)
CN-212 ニュートン焦点
クリスマスツリー星団(コーン星雲)/散光星雲+散開星団
NGC2264(散光)
CN-212 ニュートン焦点(トリミング)
わし星雲/散光星雲
IC.2177(散光)
210mm/F=3.5 ズームレンズ(トリミング)

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