ペガスス座 Pegasus


Pegasus

ペガサスの四辺形で有名な、秋の代表的な星座。 プトレマイオス(トレミー)の48星座。 ペガサスの四辺形の北東の角の星アルフェラッツは「馬のへそ」という 意味で、その名の通りペガサスの腹のところに位置するが、 分類上はアンドロメダ座の星である。

ギリシャ神話では、勇者ペルセウスが、 魔女メデューサの首を切り落としたとき、 その血から生まれた、翼の生えた馬(天馬)である。 ペルセウスは、ペガススに乗ってエチオピア上空を飛んで帰る途中、 いけにえのため岩につながれていたアンドロメダ王女化け鯨ティアマトから救う。
ペガススは、女神アテナへとささげられ、 後にコリントの王子ベレロフォーンとともに、 頭がしし、胴はやぎで、口から火をふく怪物キマイラを退治する。 べレロフォーンはその後、数々の武勇をあげるが、次第に傲慢となり、 ついにはペガススを駆って、神の国に昇ろうとしたため、 怒ったゼウスが、アブを放ち、ペガススの鼻を刺させた。 驚いたペガススは、べレロフォーンを振り落とし、自らは天に昇って星座となった。

球状星団M15がある。

M15/球状星団
M15=NGC7078
CN-212ニュートン焦点(トリミング)

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