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21.精神病と霊魂 (01.03.23)

Q. 精神分裂や多重人格という難病がありますが、こうした精神の病気は霊魂のしわざなのでしょうか。

A. そうとも言えません。

霊魂の影響という意味では、精神病でなくても、たいていの病気や不幸に関係していると言えます。

ですが、それは影響ということであって、直接の原因というわけではありません。つまり、精神の病気であれ、肉体的な病気であれ、その原因は人によってそれぞれ異なっているので、一律には言えないのです。

Q. では、多重人格の場合、単なる心理的な原因だけともいえない場合もあるということですか。

A. そうです。

確かに精神の病気は、小さい頃の心理的なゆがみなどが原因の場合が多いことと思います。ですが、なぜ、そうしたゆがみが生じたのか、また、その心理的な不調を後押しした霊魂がいなかったかどうか、そうした面を考慮しなければならないのです。

精神病を治そうと頑張っていらっしゃるお医者さんは非常に一生懸命治療していらっしゃることと思います。より多くの方々が治癒することを願っております。

ですが、霊魂学の視点から見た場合、そうした心理的な障害の背景には、多数の霊魂が関わっていることもあると判断しているのです。

そのため、心理的な障害を解決するためには、霊的な力は大変有効だと考えています。

ところが、霊的な原因が背後にあったとしても、患者さんの心理が異常になっていれば、結果として、それを助長している霊的原因を取り除いたとしても、心理的な不調は残存してしまうことになります。ですから、霊的な対策だけではうまく行きません。

やはり、起きてしまった不調に対する心理面の対策も必要になります。

ですから、霊魂学の視点から言わせていただけば、精神の病気は心理面の地道な改善と、霊的な力の合力が最善なのではないかと考えています。

霊魂の憑依のみが病気の原因であれば、除霊等だけでも、病気は治癒するでしょう。ですが、そうした場合でも、時間を経ていればいるほど、患者さん自身の心理がそうした不健全な状態に染まってしまっていますので、時間が経てば、やはり、心理的なケアがないと、うまくは行かないと思えます。


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