霊は語る 〔4 〕 (2000.07.06)
ある時、ある霊魂がこう言いました。
「地上の空気は汚染されているというが、まだましである。人間はそれでも生きている。
霊魂の世界で吸う気は幽気であるが、これが霊的に低いと、ずっと未熟な幽体で過ごさねばならない。それは、より幸福な上層の世界へは、まず行けないことを意味している。」
また、別の霊魂が言いました。
「人間の肉体には幽体が重なっている。その幽体も最近は悪い幽気を吸っている。これでは、他界後に下の世界に吸い込まれる者が増えてしまう。」
更に別の霊魂が言いました。
「悪い幽気を毎日発しているのは地上の人間である。何しろ、高い幽気が降りるような宗教施設は極端に少ないのに、これからの時代を真の霊的時代にしようとはせず、いたずらに、宗教を批判しては幽気を下げている。
今ある宗教団体がどんなに悪くても、高い幽気を地上に降ろせるのは、宗教的な集合体のみなのだから、もう少し、高貴な集団を作ることに努力しなければ。」
当HPの監修者がこう言いました。
「人間は自虐性を持っているのかもしれない。」
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