霊的トレーニング
契山館へのQ&A

3.富士の神 (00.09.08)
契山館では富士の神を重視しているそうですが、それはなぜですか。
霊魂学では、霊魂の世界の最上位の世界に存在し、一番上の位の霊的生命体に対して『神霊』と名づけています。そのため、たとえば、仮に最上位の存在を如来と言うべきだとおっしゃるのであれば、如来と言えないこともありません。それは、人間達から見た呼び方に過ぎないからです。いずれにしても、霊魂学では、最上位に位置する霊的生命体を指して『神霊』と呼んでいる訳です。

そうした神霊は通常、地上の人間達とは直接的な関わりはありません。もしも、神霊が人間達に関心を持たれたとしても、現実の問題として、そのような最高の存在を人間が見たり聞いたり、感知したりすることはできないのですから、事実上、無関係と言えましょう。

けれども、当HPの監修者は、霊的生命体同士であれば、何らかの形で接触し得る可能性があるのではないかと考えました。その結果、古来、霊山と名高い富士山にその思いをぶつけたのです。そして、個人的な努力によって、昔から富士に登って修行をした人達を指導してきた霊魂団の援助を得ることができるようになりました。

それ以降、高貴な霊魂達からの霊魂通信を受け取る中で、通常、地上の人間では接触できないような高貴な霊的生命体であっても、霊的に特別な目印があれば、地上にその高い意識の一端を表現されることがある、ということを知ったのです。

つまり、富士のような長い信仰の歴史を持つ修行の山には、実在の神霊がその力の一部を降ろされる可能性があると知らされたのです。

それからは、当HPの監修者は、富士に力を降ろされる神霊を「富士の神」と呼び、その部下として働かれる高級霊魂の協力を得て、契山館で指導される霊的修行法を体系化されたのです。

したがいまして、富士の神は貴すぎて人間がお名前を呼ぶような対象ではないという思いから、正式なお名前はお呼びしておりません。そのため、神話にある富士の神は実在の神霊を指してはいないと考えています。

それでは、富士の神は神話にあるような女性の神様ではないのですか。


霊魂学でいう神霊は、地上的な男女の区別とは異なる高貴な存在であると聞いています。そのため、地上的な感覚で男性神とか女性神とか判断するのは、あまり適切ではないのだそうです。
分かりました。

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