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私 |
人類は消滅した方が良いのでしょうか。 |
霊魂 |
当然です。およそ、私達霊魂がいて霊魂の世界があるのですから、人間はそれを前提に生きなければなりません。そうでなければ、存在の意味すらないのです。 |
私 |
ですが、地上に生まれてしまうと皆、物質の世界しか見えません。ですから、なかなか霊的には生きられないと思います。 |
霊魂
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それは、確かにそうです。ですが、人類の長い歴史において、どこの国であっても、神が崇拝されてきました。そして、死者は別の世界に行くと信じられてきました。そしてそれは正しい事だったのです。 |
私 |
それでは、人類は一刻も早くに消滅した方が良いという考えですか。 |
霊魂
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すぐにでも全滅すべきです。私はそのためにはどれだけ苦しくても頑張れます。 |
私 |
でも、それはおかしいのではないでしょうか。地上の人類を消去しても、その人類は皆、霊魂の世界になだれ込みます。そうなると、かえって大混乱しませんか。 |
霊魂
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それは、そのとおりです。ですが、考えてみてください。仮に今、人類が地上から消滅したとして、どれだけの人数が霊魂の世界に入り込むでしょうか。確かに多すぎますが、1回限りの事です。 |
私
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私達も地上の人達に何とか目覚めて欲しいと願って活動しています。そのうちきっと一緒に活動してくれたり、助けてくれたりする人達が現れると信じています。それまで過激な行動を待つことは出来ませんか。 |
霊魂
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では、聞きます。あなた達が真剣に活動しても、本気で後押ししてくれる同志が何人いますか。世間が宗教に走っていると言って少しでもなじったら、すぐに矛を納めて知らん顔をするのではないですか。ましてや、邪教に財産を吸い取られるバカはいても、高級霊魂の活動に全財産を寄付する者など1人もいないでしょう。そんな者達は同志とは言いません。ただの依存者です。 |
私 |
という事は、高級霊魂の指示はない活動ですね。 |
霊魂 |
そうです。ですが、地上では高級霊魂よりも私達の方が力があります。物質の世界では高級な霊魂ほど活動出来ませんから。 |
私 |
高級霊魂の許可を取らないのですか。 |
霊魂 |
私達には高級霊魂の考えは理解出来ません。ですが、真の神はきっと分かってくださると信じています。 |
私 |
おっしゃる事は分かりました。また、話が出来ると良いと思います。 |