(00.11.12)

   

人類は消滅した方が良いのでしょうか。

霊魂

いいえ、断固生き残るべきです。

力強いお言葉ですね。

霊魂

最近は人類をすぐにでも絶滅させようと言う霊魂が多いようですが、私はこうした風潮を憂いています。

少し説明していただけますでしょうか。 

霊魂






 

確かに今の人類は生存する値打ちもありません。彼らの絶滅は霊的生命体全体にとっての夢です。ですが、悪があるからこそ善が見えるのです。悪がなくては善の価値は分かりません。

人類という悪が存在することで、それに対抗しようという霊魂達の団結を高め、霊的な進歩と向上を得るのです。それが、ひいては霊的生命体全体の霊的進歩につながるのです。

 

 







 

 

あなたの考えは少し危険ではありませんか。悪を知ることによって善を伸ばすという考えは、現状をしっかり見つめて最善を尽くすという意味では、良いと思います。

より良いかもしれませんが、最善ではないように思います。なぜなら、そのような考えでは、悪という存在自体が永遠に消えることのないものとなってしまいます。今、多数存在する悪は、永遠に現状のままで、決して救われないということになってはしまいませんか。

 

 

霊魂














そうした意見もあるでしょう。ですが、人類はゴミ以下です。

彼らの苦しみは自分で作ったもので自業自得です。それはあなたもよくご存じでしょう。人類は自分で霊的なカルマを作ったのです。

それなのに、彼らは、好意で救ってくださろうとする霊魂方の言う事に耳も貸さず、自ら邪霊の手下になっているのです。その上、霊魂の世界で悪い事はやりたい放題。

そればかりか、地上に出掛けて行っては、せっかく神を信じるようになった者に悪さをして信仰心をなくさせてしまうのです。彼らがそそのかすと、せっかく修行に目覚めた者まで詐欺の仲間に加わったりしてしまうのです。これが許されて良いのでしょうか。

私は現実を無視した空論は無価値だと考えています。

 











人間が悪いのは当然です。ですが、悪と善を並べて悪を基準にして進歩を計るのは霊的な真実に至る道と言えるでしょうか。

悪を諭すことが無理ならば、せめて消してしまうべきだと思いませんか。そうしなければ、苦しみは永遠に続くのです。


地上でも決して助からない患者にどこまで看病するのかを議論している人達がいます。この場合、病気に例えると、鎮痛剤が効かなくなって毎日泣き叫ぶ患者を、治る見込みもないのに、100年でも200年でも生かし続けるということなのだと思います。

霊魂

それではあなたはやはり、人類を消す派ですか。

私はそれを、あなた方に尋ねているのです。

霊魂


 

あなたは卑怯です。だいたい、私よりもそうした事に詳しい立場にいるのでしょう。もしかしたら、高級霊魂ですら分からない事を知り得る立場にいるのではないですか。私の方が先に聞きたいと思いますよ。

 





 

私は何も知りません。それに、ここでは、このHPをごらんになっている皆様のためにお伺いしています。

それでは話題を変えましょう。霊魂が人間を消すことは可能ですか。

 

霊魂


私では無理です。ですが、霊魂によっては可能かもしれません。中には人間の体に侵入したり、いつも側で想念を出して誘導する者がいますからね。彼らは、人間を使って何かをしでかすことはあるかもしれません。それ以上の事は分かりません。

分かりました。