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第3回に引き続き、霊媒をトレーニングする技術に詳しい |
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私 |
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今回はどのようなお話を聞かせていただけますでしょうか。 |
霊魂 |
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今回は富士について語りたいと思います。 |
私 |
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ぜひ、お願いします。 |
霊魂 |
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ご心配には及びません。私ではそんなことは分かりませんので。そうしたことは私の方がお聞きしたいところです。今後は契山館の霊的集会に出席させていただいて勉強したいと思っています。 |
私 |
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いつでもどうぞ。 |
霊魂 |
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本当にそうおっしゃってください。冗談では困ります。実際、人間とは違って、霊魂は上位の霊魂の許可がないと出席できません。誰でもというわけには行かないのです。 |
私 |
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私の立場でそのような事を……? |
霊魂 |
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地上の人達は簡単にお世辞や冗談をおっしゃいます。ですが、霊魂にとっては本当に大変なことなのです。 |
私 |
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冗談のつもりはありません。そういうことでしたら、申し訳ありませんが、ご出席の件は師にお願いしておくことにさせていただきたいのですが…。 |
霊魂
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おそれいります。そうなれば、間違いなく出席できます。本当にお願いします。 |
私 |
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ですが、そのパワーも人々が正しく求めなければ、正しく表現できないのですね。 |
霊魂 |
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私は以前は契山館の会員にはある程度教えるべきだと考えていました。ですが、その会員にも熱意の上下があると聞かされ、がっかりしました。結局、高貴な真実は地上の人には無理なのかとも思いました。
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私 |
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お気持ちは分かります。昔の修行者がここまで来るには、万難を排して、苦しい修行に打ち勝ったのでしょう。ですから、根性も座っていたのだと思います。 |
霊魂 |
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ところが、その彼らがそれほど当てにならない。 |
私 |
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そんなに当てになりませんか。 |
霊魂 |
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そうですね。残念ですが、今までのところはほとんど何の役にも立っていません。 |
私 |
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そうかもしれません。どんな活動をするにせよ、事前にきちんと報告してあれば、決して暴走にはなりません。もっとも、失敗してからの事後報告では、それこそ暴走と言われるのも当然でしょう。 |
霊魂 |
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要するに、事前に報告して活動すれば良いだけなのに。 |
私 |
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日本人独特の、出る杭は打ちたい、というところでしょうか。 |
霊魂 |
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こんな事を言うと、地上の師に叱られそうです。最初から期待していない、とおっしゃられると思いますから。 |
私 |
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お言葉を返すようですが、そうとばかりも言えません。 |
霊魂 |
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わからないのは、私は、それ以上です。 |
私 |
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今回は手厳しいご指摘でした。次回もよろしくお願い致します。 |