(00.12.14)

 

ひきつづき、霊媒をトレーニングする技術に詳しい
直春(仮名)さんに語っていただきました。

 

 

今回はどんな話を聞かせていただけますでしょうか。

霊魂




 

今回はいつも聞き役のあなたに聞いてみたいと思います。

不特定多数の人が見るHPでは言えないことが多すぎるのは分かります。ですが、求める人達に何かを知らせることも大切です。

そのあたりを考慮して、なるべく話してもらえませんか。

 

どのような事が良いでしょうか。

霊魂










 

 

私が霊媒に関して思うことは、霊媒の苦労と献身です。それを一般の人は全く知りません。それによって、多少のミスがあれば、世の中は、待ってました、と攻め立てるでしょう。世に霊媒として主張を出すことは大変な自己犠牲なのです。そうしたことを理解しない人に救いは無用です。

実際、現場に立ち会ったことがある者には、そうした、極論が自然に出てしまいます。

あなたは、いわば、霊媒現象を守る立場にあるわけですが、そうした見地から、こうした人は救いたくない、そう思う人もいると思うのですが、どうでしょうか。

 

 






















 

 

人間は誰でも好みがあります。好き嫌いもあります。

ですが、それを言うのもどうでしょうか。実際、この討論にもありましたように、「神伝の法」を得た霊術家は自分の意思で他者の幽体を変化させることができます。そして、好きな人だけを救うこともできるのです。

ですので、なおさら慎重になります。

かつて師もおっしゃっていたのですが、実際、私達は他の人を死後、上の世界や下の世界に行かせることが可能です。つまり、常に、嫌いな人をどうするのかという問題に突き当たることになるのです。

だからこそ、師がおっしゃるには、会員達には他者の幽体を退化させたり、あるいは、人を呪ったり、といった技は決して教えないのです。

人間は感情を持っています。時として人を激しくののしります。だからこそ、知らない方が良い技もあるのだと思います。

それは、実は、地上の人間だけなのではありません。霊魂にも言えることです。

師が指示されたのならともかく、そうでなくても、師や会の活動を妨害する人を攻撃したいと思ったことはありませんか。

 

霊魂




 

あります。

実際、私とは違って、活動に直接関わっている霊魂達に聞きますと、腹が立って仕方がない人も多いそうで、師のご指示さえあれば、すぐにでも地獄へ突き落としてやりたいと思うことが頻繁にあるそうです。



 

これだけ世の中が宗教や霊魂に偏見を持っていますと、失礼な人間は山のようにいます。そうした人間を攻撃するのは何とか我慢するとしても、とても救う気になれないと思います。

霊魂
 

 

なれません。私達は神様ではありません。感情があります。攻撃はしないにしても、手助けしようとは思いません。

 




 

そうでしょうね。実際、高級霊魂は、地上の人間にそれなりの幽体オーラがなければ、近寄ることさえできないと思います。ということは、実際に人々を救うのは、あなたよりも格下の霊魂なのではありませんか。

霊魂

 

そうです。



 

そうしますと、結果として、皆さんは、霊的活動を妨害するような人達を救うことはないのでしょう。その上、その人達の守護霊は、師や高級霊魂団に対する罪を考えて手を引くのですね。

霊魂

 

はい、そうです。



 

ということは、私達が好き嫌いを言う前に、あなた達がそれを判断しているのではないでしょうか。

 

霊魂










 

 

おっしゃるとおりです。

実際、私達は悔しくていられないことがたくさんあります。何しろ、人間達ときたら、自分を救ってくれる人をないがしろにして、悪口を言っておきながら、もしも、死後の世界があったら自分は天国へ行けると思っているのです。

ましてや、霊魂学や霊的トレーニングを知っていながら、それを実習しなかったり、大勢の人達に広めない人達は本心から腹が立ちます。その人達が動いてくれれば、どれだけの人が救われるか分からないからです。知っていながら何もしないのは罪であるという言葉もあるのですから。

 



























 

そうしますと、霊魂の教育も大切だと思います。つまり、人間も霊魂も基本的には自分の自由で生きています。ですから、救いは自分の責任なのです。救われない自由に干渉することはできないのです。

あえて、あなた達を避ける人達を救おうとするから腹が立つのです。その人達の権利と思えば腹も立ちません。妨害する人にはこちらも手を打たねばななりません。こちらも権利を主張すべきです。ですが、そうではない人は双方の自由意思により救う権利がない人なのです。

私達が救うべき人は、目覚めていない、つまり、知らないがために救えない人達だと思います。もしも真実を知れば求める、そういう人達を救うべきではないでしょうか。そうではなく、基本的に拒絶する人の自由にどうこう言うことはないのです。

ですから、霊的トレーニングや霊魂学を知っても、それを実習しないのはその人達の自由です。あなた達が腹を立てることではありません。そうした人達にはそうした人達の自由があります。もちろん、あなた達が干渉すべきことではありません。 

その人達は基本的に高級な気が入ることはありません。なぜなら、高級霊魂は霊的な進歩が得られないのなら、地上的にはどんなに立派な人であっても、力をかけてなどいられないからです。

たとえどんなに未熟な人であっても、その自由意志が求める人には、力をかけるべきだからです。

霊魂

 

分かりました。今後は、上位の霊魂方と師のご指示を伺ってから動くことに努めます。

 

さて、人類の救いですが。

霊魂

 

もう私ではどうにもなりません。次回は先輩に来ていただきます。

 

お願いします。