Icon

Icon

 

高級な霊魂の指示で活動中の霊魂の方に、「悪い霊魂」について いろいろと教えていただきたいと思います。

このページでは仮名で登場していただきます。


今回も忠治さん(仮名)に教えていただきます。






 

よく霊能力者が悪い霊魂を除霊したり浄霊したり、あるいは悪魔祓いをしたりするようですが、霊能力者は本当に悪い霊魂の意味を分かっているのでしょうか。

霊魂

 

はっきり言いまして、ほとんど何もご存じないと思えます。

 

少し説明していただけますか。

霊魂

















 

実際、悪霊と呼ばれている霊魂は人間の身体に入ったりする霊魂のことを指しているようです。ところが、私達から見ますと、人間の身体内に入り込んで出て行かない霊魂というのはそうそういません。


実際には、出たり入ったりしていたり、側で誘導しようとしていたりする霊魂が多いのです。


ですが、そうした自分の思う通りに人間を誘導したいと思っている霊魂にも、いろいろな霊魂がいるのです。


それらの霊魂の全てが悪い霊魂ではありませんし、中にはむしろ、助けたいと思って側にいる霊魂もいるのです。


また、高級霊とまでは呼ばれないまでも、上の世界から人間の指導の補助をするために地上に来て人間の側にいる霊魂もいます。


ですから、それら大勢の霊魂を全て、「悪い霊魂」と呼んで除去しようとするのは間違いなのです。

 

では、上の世界から降りてこられた霊魂が除霊されることもあるのですか。

霊魂



 







 

よくあります。なぜかと言いますと、地上の霊能力者の皆さんの大多数は霊魂を正確に捉えてはいません。何割かは偽りの霊能力者で何割かは錯覚の霊能力者、そして、何割かは、何でもただ除霊したり、救ってあげると言って浄霊をしたがる霊能力者なのです。(「霊能力者って?」参照)

現実的には、霊魂と会話できたり、正確に霊魂を把握している霊能力者はまずいません。

ですから、相談者が何やら悪いことが続くとか言うと、何でも浄霊するとか、祓うとか言う霊能力者が多いのです。

彼らは霊魂を全く捉えずに霊的な技だけを行なっているのです。

 

それでは霊視力がなくても同じではないですか。

霊魂

 

そう思います。

 

では、除霊は間違いですか。

霊魂

 

 

 

 







 

 

そんなことはありません。必要なら行なうべきです。


ただ、地上の人間はしょせん、住む世界の異なる生命体を正しく捉えることは難しいのです。ですから、大切なことは、祓いであれ除霊であれ、上の位の霊魂にお願いすることなのです。それがあるかないかが霊的な技には大きな差をもたらすのです。


たとえば、一般の人がただ神主の真似をしても力はありません。霊的な技は霊魂が働くことによって強い力を発揮しているのです。人間の念だけでは力が弱いのです。

考えてもみてください。霊魂に対して霊力を行使する時、地上の人間だけの霊力ではたかが知れています。ところが、それに霊魂の力が加わると、格段の差が出ます。何しろ、相手は地上の人間とは異なる世界の生命体です。相手の世界と同じ質量の世界に住み、かつ、より強力な力を持つ存在が作用すればどうなるか、つまり、霊魂の協力が不可欠なのです。 

 

 

 

霊魂の協力があれば、対象となる霊魂が本当に悪い霊魂なのか、そうではない霊魂なのかを区別できるということですね。

霊魂

 

 

 

 

そうです。ですから、除霊や祓いを行なう人に最も大切なのは、中途半端な霊視力ではなく、むしろ、高級な霊魂に協力してもらうという姿勢なのです。

ですから、自分の力ばかり強調する方に除霊や祓いを依頼するのは間違いなのです。
  

そうではなく、神でも仏でもよいから、とにかく霊的に高級な存在の力を借りるという精神を忘れないような方が善いのです。

 

 

 

 

 

人間に干渉している霊魂といってもいろいろな霊魂がいると思います。そうした霊魂の事情を地上の人間が全て理解することは難しいと思います。やはり、そうした時には忠治さんのような霊魂の方々の協力で、その霊魂の正体とでもいうものを見抜いていただき、専門の霊魂の方に処置していただくのが理想ですね。

霊魂

 

私はともかく、他の優秀な霊魂達を呼んでいただきたいものだと思っています。



 

人の側で干渉している霊魂もいろいろだと思いますが、何か、おっしゃりたいことはありますか。

霊魂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうですね。一つ、例をあげましょう。


ある霊能力者に除霊された霊魂がいました。ところが、この霊魂は除霊した霊能力者を恨むあまり、とうとうその霊能力者をある宗教教団に引き込みました。教団の信者を除霊の依頼者にすることに成功したのです。

 

その霊能力者は理論は苦手でした。そのためか、その後、その教団の理論を学ぶことによって、霊能力に加えて理論武装もしたのです。
  

それからというもの、その霊能力者の回りには宗教教団の霊魂が取り囲み、元々いた霊魂達は追い出されてしまいました。

それからです。この霊能力者に依頼すると、その依頼者のために働いていた守護霊の助手とも言える上の方の霊魂が、排除されたり、攻撃されたりするようになったのです。


つまり、その教団に働く霊魂達にとっては、守護霊の指示で働く霊魂は邪魔だったのです。



 

もしかすると、その教団に働く霊魂達は別に地獄のような低い世界から来たのではなくて、単に宗教好きな霊魂だったのではないですか。

霊魂




 

実はそうなのです。彼らは確かに下の方の世界の住人ではありません。かといって、上の方でもないのです。中途半端な世界に入ってから地上に戻り、地上の宗教を応援しているのです。ですから、中には、その教団は宇宙最高の神が主宰していて、自分達は未熟なので会えないだけだと信じて活動している霊魂もいるのです。

 

そうしますと、その教団の考えに反する霊魂は敵、ということになりますね。

霊魂

 

 

そうなんです。ですから、守護霊の指示で働く霊魂までもが、まるで無礼討ちにされるような感じで排除されてしまうのです。

 

相手も信念なのですね。

霊魂

 

 

そうです。何が正しいかを理解できるまでには、霊魂もかなりの年月を必要とするのです。

 

分かりました。

      


00.12.25
HOME