、 霊 能 力 者 の タ イ プ

 超能力や霊能力に種類があるように霊能力者と呼ばれている人にもいくつかの種類があります。

 まず、霊視といって、霊的なものが目で見ているように見えるという人もいれば、霊からの声が聞こえてくるという人もいます。また、両方出来るという人もいます。
 また、霊からのメッセージが心の中で感じられるという人もいれば、水晶球などを使って、何かを見るという人もいます。水晶球を見る人には、未来を見るという人もいますし、何かを当てるという人もいます。
 こうした見る、聞こえる、感じるというような人が代表的なタイプです。

 次は特に見えたり聞こえたりしなくても、普通の人に出来ないような技(わざ)を使えるという人達です。
 例えば、手のひらを病気の箇所に当てて、治療するといった人達や、人の望みを神や仏に祈る事により実現させるという人、あるいは、お祓いや除霊を行なう人達です。 善い事とは思えませんが、人に頼まれて呪いを掛けるという人もいらっしゃいます。

 最後のタイプは、恐山のイタコのように死者が乗り移って言葉を話すというタイプです。これには、人間の意思とは別に、霊が人の手を借りて字を書いたり絵を描いたりするというようなタイプもあります。



 もちろん、これらの能力を全て持っているという方がいらっしゃっても不思議はありませんし、これらの幾つかの能力を兼ね備えているという方もいて当然です。
 また、これは大ざっぱな分類なので、霊能力者によっては、いろいろな能力があろうかと思います。

 しかしながら、一般の人は、だいたいこういったタイプの霊能力者がいると考えていただければ良いと思います。
 ここで、確認しておくべき事は、霊能力者といっても、何でも出来るわけではないという事です。