4、霊 能 力 者 の 愚 痴

 霊能力者も人間です。不平も不満も心には詰まっています。ここでは、代表的な不満や愚痴を紹介してみたいと思います。


・相談に来る人が図々しくて困る   

  解説 −





これは、霊能力者に相談する人には厚かましい人が多いのか、決まった時間や決まった料金の中で、より多くの事を聞き出そうとするあまり、次から次へと質問したりするからのようです。

また、正規の相談とは別に、街で会ったりすると井戸端会議にかこつけて相談をしようとする人がいらっしゃるようです。

・何でも要求される    

  解説 −


霊能力者にも出来る事と出来ない事があります。霊を見ることが出来る人でも治療が出来るとは限りません。また、除霊が出来るとも限りません。ところが、相談にくる人の中には、それら全てをその場でやって欲しいと言い出す人がいるようです。

・嘘をつく人には応対したくない  

  解説 −










相談者の中には自分に都合の悪い事は隠して、都合のよい事ばかりを言う方がいます。これは、霊能力者でなくても、離婚等の相談を受けた人なら誰でも経験する事だと思います。

ところが、霊能力者の場合は少し事情が違います。中にはわざと嘘をついて、霊能力者を試す人がいます。これは、霊能力者の真偽を見抜きたいのだと思えます。しかし、霊能力者はスーパーマンではありません。全てが分かるわけではありませんから、相談者から得た情報を前提にして霊感を得ようとします。当然、出てきた情報は間違ってきます。

やはり、本当の事を言わないで相談するのではよい結果は得られません。

・奉仕を強要される  

  解説 −






確かに霊能力者は奉仕の精神を掲げている人が大勢います。しかしながら、やはり人間です。
それなのに、相談者の中には、自分なら決してしないような事でも、霊能力者は奉仕の人だからしてくれるだろうとか、しなければならないとか、勝手に決め付ける人がいるようです。
相談者もあまりわがままだと、霊能力者の奉仕の精神もどこかに飛んでしまうというものでしょう。

・馬鹿にされる  

  解説 −







最近起きてきた大きな問題の一つです。最近は詐欺的な事件が多く、何かと誤解されたり、白い目で見られたりする事が増えたようです。
詐欺師は軽蔑すべきですが、そうでない人もいるかもしれないわけですから、その人個人が詐欺師であると判明するのでない限りは、憶測で軽蔑したりしないようにしたいものです。
こうした状況が続くと、善い霊能力者が完全に消えてしまい、代わりに、何を言われても大金を儲けられれば良い、というような自称霊能力者ばかりになってしまうかもしれません。