16.霊視の実態 (2000.09.27)

- HPの監修者に聞いた話を紹介します -


 ずいぶん前の事です。

 ある時、ある青年が気軽に顔を出せる心霊的な団体の集まりで瞑想のような事をしたそうです。その時、その青年は何か霊的なものが見えたらしく、行が終わった後、さかんに、「見えた。」、「見えた。」と言って喜んでいたそうです。

 心霊的な事を学ぶ人は自分自身が、何か神秘的な体験をしてみたい、と思っている人が多いものです。この青年も一度は霊視を自分で体験してみたかったらしく、大はしゃぎだったそうです。

 ところが、少しはしゃぎ過ぎたのか、その事が講師の霊能力者の耳にも入ったようで、青年は奥の部屋に呼ばれたそうです。

 しばらくして帰って来た青年はこう言いました。
 「除霊されちゃいました。低い霊が入ったので、見えるようになったそうです。もう何も見えなくなりました。」

 どうやら、霊的なものが見える、と言う人の中には、悪い霊魂に入られた可能性のある人もいるようです。

 神秘や霊能力に憧れる気持ちも分かりますが、そうした能力が得られる背景には、怖い霊魂が関わっている事もあるようです。皆さんも、どうぞ、お気をつけください。