高級な霊魂が働く霊能力者には菜食は関係ありません。
ですが、意識の未熟な霊魂が関与して発揮される霊能力の場合は、関係があるようです。
簡単にご説明しますと、人間は肉体を持っていますので、普通は、霊的なものよりも物質的な物を上手に感知しうるようにできています。
ですが、菜食や不眠不休をして肉体の力を落としますと、肉体と幽体を接着しているものが外部に流出したりするため、物質に近いレベルでの霊的現象が起こりやすくなる可能性もあります。
ところが、そのようにして発揮される霊能力は決して高級な霊能力ではありません。自称、「神や仏と偽る霊魂」に操られている可能性があります。
本来、霊的な力は、物質の力ではないために、肉体が何を食べていても関係ないのです。もともと肉体でない部分と関連しているのが高級な霊能力なので、食事とは特に関係がありません。
菜食自体の良し悪しは、人間の生き方として良いのか否か、あるいは肉体に良いのか否か、というような観点から語られるべきでしょう。それによって高級な霊能力が発現するということにはなりません。
物的な力が弱くなって出てくる程度の霊能力は、意識の未熟な霊魂によって利用されることが一般的です。
高級な霊能力はあくまでも、幽体、霊体といった霊的な部分の質を前提にして発現されるものなのです。 |