霊魂の存在の有無を論じる人達は大勢います。ですが、肯定派と否定派は常にいて、いつも平行線で終わります。それは、ある意味、仕方のない事です。なぜならば、仮に霊魂が実在するとしても、それを立証する事ができないからなのです。立証できない事をいくら「ある」と言っても、否定する人達が納得するはずがありません。
何かしら科学では有り得ない不可解な現象が起きても、偶然であるとか、まだ解明できないだけであるとか、言われてしまいます。
仮に物理的には絶対に有り得ない現象が起きたとします。例えば、霊魂が霊能力者の口を借りて、誰も知らない事を指摘し、それが本当だという事が判明したとします。その場合、その現象が起きた事だけは誰も否定できないとします。そのような時、霊魂肯定派はこれで霊魂の実在が証明できたと喜ぶかもしれません。けれども、現実はそんなに甘くありません。霊魂を否定する人達は、それが霊魂であるとするのは飛躍し過ぎた仮説だと言います。それよりも、人の脳にはまだ科学では解明できない未知の部分があり、それは脳の能力にすぎないのだ、と言うことでしょう。そして、霊魂などあるはすがないのだから、と堂々と主張するに違いないのです。
つまり、何かしら超常的な現象が起きても、それが霊魂であるとの立証は無理なのです。誰もその霊魂を見る事が出来ないのですから。必ず、まだ発見できない何かだ、と主張されてしまうのです。
ですから、私達はそうした不毛な議論に大事な時間を労するよりも、まずは、肯定し得る人達に、より真実に近い霊魂を知ってほしいと考えているのです。
そのため、このHPは霊魂を信じる事を前提として作られています。
霊魂を全く認めない人にとっては絵空事であるのは仕方がありません。そうした人達は初めから、こうしたHPはご覧にならないでしょう。関心の有る人達がご覧になられる事を願っております。