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02 どの主張が正しいのでしょうか?

霊魂を語る人達は大勢います。そうなりますと、どの主張を信じればよいのか分からない、そう思う人も多い事でしょう。これは大変大きな問題です。霊魂を主張する人達の中には、詐欺をしている集団もあれば、巨大な宗教教団もあります。更には、霊能力者一人一人の言う事が違っていたりもします。これでは何を信じて良いのか分からないでしょう。

 テレビ等で有名になっている人もいます。では、有名だから正しいのかというと、そうとも限りません。インターネットでは、そうした人達がニセモノであるという主張も溢れています。これでは、霊魂の実在を信じるようになったのは良いけれども、何を学べば良いのかさっぱり分からないでしょう。

 それぞれの主張が違うという事は、それぞれの人達がそれぞれに議論すると、それぞれに他を否定する事になるので、誹謗中傷合戦になりやすいということです。そうなると、有りもしないデマが流れたりして、お互いを傷つけ合う事になってしまいます。それでは、霊的な分野全体の為にならないと思われます。

 かといって、霊的な分野には詐欺もいればニセモノもいるのは確かです。スピリチュアルといっては、インチキな商売をしている人達もいるそうです。そうした人達に騙される人達が出ると結局、霊的な分野は世間からつま弾きにされてしまいます。

 つまり、他を決して否定しないというのでは、どの分野でも真実は示せませんし、むしろ、それは正しい事とは言えません。他の主張の間違いを正々堂々と正す事も必要なのです。

しかし、ここに大きな問題があります。それは、インチキを批判するにしても、自分達の主張もしょせんは科学的な根拠を持っていないという点にあります。詐欺は犯罪ですから、むしろ分かりやすいのですが、霊能力のニセモノは、たとえ、間違っていても、占いが全部当たる訳ではないのと同じで、意図して間違えていなければ罪はないのです。そうなりますと、本気で言っていても、全て間違っている自称霊能力者や、ニセモノであるけれども知識だけは立派だという人もいるかもしれず、実に複雑で難しい分野なのです。

 こうした分野では、何が正しいのかをそれぞれが主張しても、お互いに根拠が示せませんので、対立すると、どうしても下品なほどの誹謗中傷合戦になってしまいます。さりとて、それではインチキやニセモノは永遠に消えて行きません。

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