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04  どうすれば霊魂の事がわかる?

 霊魂の事や死後の世界の事を知ろうとしたら、普通の人は霊能力者に聞くか、昔からある本を読むしかありません。ですが、どれが本当なのかがよく分かりません。

 そうなると、今度は自分で知ろうとする人が現れます。

 他の分野であれば、それも良い事なのでしょうが、霊魂の分野はそう簡単ではないのです。霊魂や死後について自分で知ろうとすれば、霊能力や霊的な知覚を得なければなりません。ところが、それは簡単ではないのです。

 なぜならば、スポーツあれば、日々、練習すればよいのですが、霊的な分野では練習方法そのものが正しいのかどうかが分からないからなのです。

 一昔前には、誰でも簡単に霊能力や超能力が身に付くという本が多数出ていました。何万部も売れたという事です。それなのに、明らかに霊能力や超能力が付いたという人がどれだけいるでしょうか。自分で霊感があると言う人は多数います。ですが、そうした人達が本当に正しく霊魂や死後を捉えているのでしょうか。そうであるならば、今、大勢の人達が死後の世界を知り、語っているはずです。

 しかし、現実はそうでもないのです。超能力と言っても、せいぜいスプーンが曲がる程度のようですし、霊感と言っても、「ここに霊がいる」と言って怖がっているのが関の山です。とうてい、死後の世界や霊魂と人間との関係を解き明かしたりはしていません。 むしろ、超能力や霊能力を開発するつもりでいたら、日々、何者かに見張られているとか、霊の声が聞こえるようになって眠る事もできなくなったというような、悲痛な叫びを発している人達も大勢いるのです。

 精神病院に行っても、薬をもらうだけで、薬が切れたらまた聞こえてきた、ということで、会社にも行けないという人がいます。

 世の中には、うまく霊能力を身に付けたという人もいらっしゃるでしょうが、大多数の人は危険と隣り合わせにいると思われるのです。

 考えてみますと、人の目は、物質しか見えませんし、耳は、霊の声など聞こえないのが正常なのです。それなのに、見えるはずのない物を見たり、聞こえるはずのない物を聞こうとすれば、肉体の諸器官や意識に変調が出るのはごく自然だと言えましょう。

 それを成し遂げたという人は鼻高々かもしれません。ですが、それはほんの一部の人達のことだと言えましょう。成功する確率が非常に低い手術を受けるようなものかもしれません。 自分の命の為でもなく、そんなに危険な手術を受けるべきではないと言えましょう。

 結局、死後の世界や霊魂の事は自分の力で知る事がきわめて困難であると言えます。私達には、誰かが成し得た成果を知り、そこから学び、真実を探ることがより良い方法であるようです。

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