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霊をさぐるための方法について

07 霊媒の種類について

『霊媒』と一口に言っても、いろいろなタイプの人がいます。それらの人達の中でも死後の世界の事や霊魂と人間との関わり、人間の霊的な部分について教えてくれる霊媒が私達にとっては必要だと言えます。

 もちろん、霊媒は私達と同じ人間です。機械ではありません。過去の残酷な研究者と同じような視線で見つめては、誰も霊媒になってはくれません。霊媒に対しては深い感謝が必要なのです。

 ですが、そこに問題があります。霊媒が皆真面目な人ばかりならば良いのですが、いい加減な人や、人を騙しても何とも思わないような人も、『霊媒』を名乗る事があるのです。そうした人達がいた場合、霊媒にただ感謝していると皆騙されてしまい、気が付いたらお金を取られただけだった、というような事になりかねません。

 それだけではありません。真面目な『霊媒』であっても、問題のある人がいます。例えば、精神の病気があるために自分は霊魂と話していると思い込んでいる人です。こうした人の話を聞いても参考にはなりません。こうした人も外さねばなりません。

 ところが、現実は更に難しいのです。

 『霊媒』が精神病であっても、なくても、確かに霊魂がその人の口を通じて語ったり、人間に対して語りかけたりしているけれども、その霊魂が真面目でないという場合もあるのです。

 霊魂は善い霊魂と悪い霊魂に二分できるのであれば簡単なのですが、元々、私達と同じ人間が他界しただけですから、そんなに極端な善人や悪人ばかりではなく、大多数の霊魂は善い部分もあれば悪い部分もあり、また、ずるい部分もあるのです。そして、基本的には善い霊魂であっても、都合が悪くなると嘘をついてしまうという霊魂もいるでしょう。
 そうなると、本当に霊魂が語っていても、どこまで信用して良いのかが分からないのです。実際、霊能力者や霊媒と言われる人達の主張が、人によって随分と違う事はご承知のとおりです。本物の霊魂であっても、霊魂によって言う事が違っていたりするのです。

 いろいろな事を教えてくれる真面目な霊媒がいれば最善です。ですが、真面目であっても、どの方の主張を信じるのか、これが大きな問題になるのです。

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