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霊をさぐるための方法について


13 本物の高級霊魂からの情報

 本物といえる高級霊魂からの情報は数えるほどしかないと思われます。他は、確かに霊魂からの通信であっても、信用できない霊魂からの通信であったり、通信にミスが多すぎたりして、参考にならない通信が多いと言えます。つまり、どの通信でも部分的に正しい事はありうるのですが、全体としては信用できないのです。

 仮に霊媒をラジオとした時、霊魂は放送局に当たります。放送局では沢山の霊魂が情報を集めて放送する順番を待っています。しかし、残念な事に、ラジオの性能が悪いと、雑音ばかり入ってしまいます。その結果、放送が正しく入らなくなります。

 また、放送する人の話す内容全てが正しいわけではありません。放送する人が何でも知っているはずがないからです。経済の事はその専門家に聞きたいし、軍事の事もその道の専門家に任せたいのです。ですが、放送する人が一人しかいない時、その知識は自ずと限定されてしまいます。勘違いする事もありえますし、言い間違える事も十分にありうることです。

ですから、霊魂からの通信にはミスは付き物である、これが現実なのです。細かい間違いがあったからといって、それで、その霊媒がインチキだと決め付ける事はできません。ところが、霊魂を認めない人達は、些細なミスをとがめては、霊魂は無い、と言います。ですが、霊魂の実在を認める立場から見ますと、それは早計な判断だと思われます。

 アナウンサーが一人でも、大勢のスタッフがいれば、ある程度の放送はできます。ですが、同じ放送局内にいる人は災害現場の事を知る事はできません。取材班が必要になります。また、外国の情報は外国から聞かなければ分かりません。つまり、スタッフがいくら多くても、同じ放送局の中に居る人だけでは知識の幅が小さいのです。世界中にスタッフを派遣できる放送局は幅広い知識を持っています。たとえば、テレビを見ている人からアフリカの現実について尋ねられても、取材班や外国の放送局と連携していない放送局では情報は入らないのです。そうした放送局では、分からない、と答えるべきなのです。

 ところが、どうしたわけか、いわゆる霊界通信は、何でも答え過ぎています。そのために、言う事が異なり、混乱するのです。「分からない」とは言いにくい状況に追い詰められていたからなのかもしれません。更には、他の霊界通信の内容を自分流にアレンジして話してしまう霊魂も現れます。それが一層、事態をややこしくしてしまいます。複数の霊界通信の主張が一致すると、それがあたかも正しい事であるかのように評価されてしまうからです。

 ですが、実際には違います。正しいのは、アフリカを取材できた放送局の発表だけなのです。つまり、霊界通信と呼ばれる霊魂からの情報は、より大きな霊魂集団の情報の方が正しい可能性が高いのです。

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