霊をさぐる



  1. 2 お祓いについて (2015.07.05)

    最近、悪い事が続きますが、神社でお祓いをすれば解決しますか?
    ケースによりますが、普通は困難です。まず、悪い事があるという理由が問題です。原因が霊的な事柄でないと解決するはずがありません。原因が別にあれば、お祓いでは解決しません。

    霊的な事が主な原因であれば、解決する可能性があります。ですが、その場合でも、神様や霊魂を信じていない神主さんのお祓いでは無理でしょう。

    白い紙が付いた棒を振ったからといって、霊的な原因が消える訳がありません。

    解決するとすれば、そこに霊魂が関与して、お祓いに霊的な力を与えているからです。ですから、霊魂を信じる神主さんを選ぶしかありません。

    ですが、それでも、普通は解決しません。霊的な原因といっても、人によって様々だからです。


    例えば、水波霊魂学で言う、性質の低い幽気が幽体に付いている人もいれば、低い幽気が幽体内部に侵入している人もいます。
    間気という気が不足している人もいます。
    肉体の病気が人によって様々なのと同じです。

    誰にでも同じ注射をするのでは病気は治りません。

  2. それでは、いろいろな種類の注射や薬品を持っている病院が良いのですか?
    もちろんです。お祓いと言えば、何でも同じ方法では駄目です。

    仮に霊的な力が本当にある神主さんが居たとします。例えば、その神主さんが数回棒を振ったとします。

    対象者の方に低い幽気が多量に付いていれば、それでは取り切れません。更に、数回振らねばなりません。

    ですが、ワンパターンのお祓いであれば、そこで終わりになりますので、結局、改善しません。

    人間以外を祓う場合でも同じです。いろいろなケースを考慮する事が必要です。         
    例えば土地を祓うとします。仮に本当に霊力のある神主さんが、祝詞を読み上げて、棒を振ったとします。背後にいる霊魂の力によって、土地の幽気が飛び散ったとします。ですが、それがやはり、依頼者の方の土地に移動しただけであれば、意味がありません。また、隣の家に移動したとしても、また、戻って来るかもしれません。

    それは、人間についても同じです。
    依頼者の方の幽体に付いていた低い幽気や悪い霊魂を思い切り祓ったまでは良かったとしても、家に帰ったら、また、霊魂が横に居た、というのでは意味がありません。

    ですから、『お祓い』と一口に言っても、本当の意味で、現実が分かっている人が行なう場合は、ケースによって、次第(祓いの方法)も細かく分れているのです。

    霊能力者を自認している人で、「祓いと言えば、何でも同じ方法」という人は、基本的に霊魂が分かっておられません。

    そうした人は、霊能力自体が疑われます。
  3. では、どんな霊能力者に相談すれば良いですか?
    正しい霊魂知識がある人を探すしかありません。