知識の探求者達



■導師達■


ラディック=アルカード
種族:人間 年齢:55 性別:男性

 象牙の塔の導師の1人であり長老会(エルダー)の1人である。このたび世界の塔から招聘されこの職につくことになった。
気難し屋揃いの導師達の中では、めずらしく社交的で世話好きな性格をしている。
その性格からよくリフェル、テレジアに頼ま事をされ、彼、彼女ではわからない品の鑑定や仕事を行うこともある。
またテレジアのところに冒険の依頼をもってくることもある。
ただし極度のいたずら好きのために彼に関わる時はなにかされることは覚悟しておいたほうがいいだろう。
また彼の研究室(教室)は真理の塔にあります。
※彼の研究室(教室)で出会うことができます。また彼に講義をうけることもでき、彼に師事することも可能です。

「ん?わたしになにか用かな?」
「どうじゃ、おもしろかったろう?わははははは」
 

マリエ=アルディス
種族:人間 年齢:不詳 性別:女性

象牙の塔に所属する導師の一人。魔法の薬や魔導器(平たく言えば錬金術)を主に研究していて、研究材料集めに冒険者を雇うことも。
研究熱心なあまり突拍子もない言動が多いが、基本的にお人よし。経歴は不明で年齢も定かではないが、どうやら冒険者だったこともあるらしい。外見は二十台半ばといったところ。
赤色のローブを着用。瞳の色は黒、長い黒髪はポニーテールにしている。
基本的に真理の塔の自分の研究室で、魔法の薬の開発や魔導器解明などの研究をしている。が、資料や材料確保のために魔術・知識の塔にも足を運び、三つの塔を目まぐるしく行き来している姿を見かけることも。
※彼女の研究室(教室)、渡り廊下で出会うことができます。また彼女に講義をうけることもでき(講義室等)、彼女に師事することも可能です。

「(資料片手に)ええっと必要なものは、あれとこれと・・・あとはマンドレイクの根をいれるだけね。ふふ、完成が楽しみだわ」
「あの資料はどこにあったかしら?知識の塔、あれ魔術の塔だったっけ?あーもう、自分で確認してくるっ。ちょっとあなた、これ見張っててよ。絶対触っちゃだめだからね」
 



■学生達■

テュール=ドクトリン
種族:人間 年齢:23 性別:男性

 どこか飄々とした銀髪の若い魔術師。23歳なのに顔が十代に見られる辺りが彼の悩みでもある。
ラディック=アルカードに師事し、彼がトラブルを起した場合の処理班的役割を持つ弟子その1。しかし、彼は彼なりにラディックを脅す材料を集め、それなりに便宜を図って貰っているらしいからおあいこであると言えよう。
※ラディックの研究室(教室)、3F食堂、2F談話室で出会うことができます。

「私はテュールだ。導師に頼みごとがあったら私に言ってくれ。これでも導師を脅すネタは数え切れないくらい持っている。」
 

フェリシア
種族:人間 年齢:18 性別:女性

 ラディックのトラブル処理班その2。まだ十代の若い女性で、ダークブラウンの髪を後ろで束ねている。
性格はわりとサバサバした方。盗賊としての技術を多少持っているが、これは本人も多くは語らない。ラディックに魔術の才能を見出され、世界の塔に通うことになったらしい。
※ラディックの研究室(教室)、3F食堂、2F談話室で出会うことができます。

「あたしもこの世界の塔に所属する魔術師なのよ、一応。案内は別にいいけど、代金はちゃんと払ってね。」
「まぁ、魔術師にも色々いるのよ。気にしない気にしない。」
 

ジルコット=エルラグナ

種族:人間 年齢:11 性別:ガキ(笑)

魔術に学びに、象牙の塔に『放り込まれた』ばかり。
天才教育させたい親に無理やり連れてこられて寮に入ったはいいが、見るものすること、面白いことばっかり。
思わず色々やってしまうのはお年頃。
退屈な授業はさぼりたがって、いろんなところをいたずらたっぷりに遊び回っている、遊びたい盛りのあまのじゃく。
酒場にもあらわれては、大人の話をきいたり、食事をちょろまかしたり。

よびつけられるよーなちょっと大きな悪戯をするたびに、下っ端導師である少年の両親はへこへこと頭を下げてあやまっている。
なんてのが結構日常だったり。

でも、大人たちは本気で怒るも、結局苦笑しながら許してしまうのだ。
※3F食堂、2F談話室、庭園部で出会うことができます。

『それ、なんだよ?それ!触らせて!!・・・いいじゃん、けちぃ!』
『ああ?もうあきたー! 他のやりたい!いいでしょ?』
 



■サービス部門■

テレジア
種族:ハーフエルフ 年齢:60 性別:女性

 昔、学院でラディック導師の先輩だった。その後、当時のラディックの担当教官に嫁いでいることから、『ラディック導師が頭が上がらない数少ない人物の一人』という噂もある。
 夫が天寿を全うした後、小さなバーを営んでいた彼女は、今回、酒場の調理・接客を担当するためにオルレーンに招かれた。
 性格的に、『元気がいい』のは許せるけれど『粗野』や『傍若無人』は嫌いである。酒場で騒ぎ過ぎると、酒を出してもらえない、などということもあるかもしれない。
人間の35才位に見える。瞳は緑色。白髪の混じり始めた栗色の髪を結い上げている。中背で細身
※塔1Fの冒険者への依頼斡旋所で出会うことができます。

「ええ。わたくし、冒険はしたことはございません。そんな恐いことはとてもとても」
「ラディ、ラディ、今度は何をなさったの?」(註:『ラディ』=ラディック)
 

リフェル=モーラン 
種族:人間 年齢:18 性別:男性

象牙の塔受付担当。さらさらの栗色の髪に緑色の瞳の「紅顔の美少年」という言葉が似合いそうな(少年と呼ぶにはややためらわれるかもしれない)、人当たりのいい好青年である。下級貴族の三男で学問の為に学院に入学したのだが、事務能力を買われて受付を担当することに。気の利くおしゃべりで、男性にも女性にもわりと評判がいいようである。
※塔1Fの受け付けで出会うことができます。

「いらっしゃいませ、象牙の塔にようこそ♪」
「わからないことがあったらなんでも相談してください。ボクの出来る範囲でお答えしますよ。・・・あ、ボクの3サイズは秘密です♪」
 



■冒険者達■

水の人フォーラ
種族:エルフ 年齢:不詳 性別:男性

長い銀髪、切れ長細面でいつも血色の紅を塗っている。
ひらひらと透ける美しい様々な青の布を幾重にも重ねた服を着、
普段は静かだが絶妙な動きでシャラリ、となるブレスレットとアンクレットをしている。
リュートを爪弾くが、たのまれれば竪琴も使う。きまぐれに、占いもする。
しゃべる声が低いので男と知れるが、歌声は女性のアルト。
いつもサーベルを腰に刷いているが、使うのを見た事がない。
外で見かける事も多々。実際冒険に出る事もあり、冒険の依頼主になることもある。
彼自身のその目的理由を尋ねても曖昧な返事と妖艶な微笑、かすかな甘い水のような香を残すばかりだ。
※塔1Fの冒険者への依頼斡旋所で出会うことができます。

『”今宵も夢紡ぐこの絃の響き――(シャラリ)たゆたう水のように誘(いざない)いは始まる……”』
『私の依頼を受けてくれて有難う。……驚く事はないでしょう。私は男です(苦笑)ねえ、おかみさん?』


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