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RX-7(SA22C)

 

RX-7が衝撃的なデビューを飾った時代、ここ読んでるキミタチはもしかしたら
生まれてなかったのかもしれない。もしかしたらキミのオトンとオカンも出会ってない頃かもしれん。
それはないか。まあ、そのくらい古い話である。
当時、セブンの登場ときたらそれはそれはものすごい出来事だったのである。
それはもう、今の時代で譬えるとすると、あの、ブリトニー・スピアーズが
オッパイほり出してヘアもバッチリな写真集出したようなモンだ。
んなタトエあるかいな。



とにかく当時もスポーツカーへの風当たりは強く、「MAZDA、なに考えとんねん」と世間に
言われるイキオイだったのであるが、ワシ個人としては非常に嬉しかったのである。
なんと言っても、あのポップアップするリトラクタブルヘッドライト、そしてスラントノーズ。
リアのハッチバックは3次曲面で、エライ変な窓というイメージもあったが、総じてスパルタンな
イメージを醸し出していた。久々のピュア・スポーツカーの登場である。



ワシもクルマ好きなので、当然コイツにも乗った。まあ、今でこそパワーは低いクルマだが
当時としてはバカッ速であった。スムーズに吹け上がる12AロータリーNAエンジンは、まるで
モーターのような感覚であった。ピストンが上下するのがクルマだと思っていたが、これに乗って
目が覚めた感じがしたものである。軽さという点でも非常に考えて作られていたセブンの乗り心地は
決して悪くはなかった。確かに「後ろの人のこと考えとんか!」いうくらい狭い後部座席であったが、
どうやらMAZDAは考えてなかったようだ。(勝手な解釈)
しかし「ええ、考えてないですよー」とか言われてしまうと「あ、そうですか」と妙に納得してしまう。
それがMAZDAというメーカーである。なんとなくお茶目ではないか。
考えてたらあんな狭い後部座席にはならん。なるはずがない。なってたまるか!



とにかく、RX-7(SA22C)はそういうクルマだったのである。
サバンナRX-3の次に出たサバンナのクセにRX-4でなくてRX-7というのがワシにはわからんが
そんなことはどーでもええのであった。だいたいRX-2やRX-1ってあるんか?
まあ、どーでもええか。誰か知ってたら教えてください。



RX-7は、真のスポーツカーであり、唯一無二の孤高の存在なのである。
キミタチも街中でこのサバンナRX-7を見る機会があったら、「あ!どうもご無沙汰しておりますー!」
みたいな感じで笑顔で見送ってやってくれ。

 

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ROCKET-64