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いよいよあとは待つだけになった。

 


パーツのほうも仕入れ、色合わせ、取り付けも当然であるが、何よりも
そのベースとなるクルマがない。これは時間がかかる。
探してもらう条件としては、エンジンの状態は勿論のこと、特に気を
遣ったのがフレーム修整をかけてないことと、足回りが死んでないこと。
クラッチが死にかけてないこと、OILにじみが出ていないこと。
あとはボディの歪みなどだ。まあ、言うたらクルマ選びの基本中の基本だが。
ん?これはお見合いにも同じことが言えるかもしれない。


また話がそれた。

 


そしてできればTYPE−Rだ。
これはRX-7のグレードである。ホンマはなんでも良かったのだが、TYPE−Rは
その年代にもよるが、「より、スポーツ仕様」なのである。
いや、ワシもエラそうなことを言うとるが、買うことを決心してから急遽調べたので
大したことは全然わかっとらんのだが、まあええだろう。

 


タイプRにはOILクーラーが2個付いてるというのが、良かった。
なんでも多いほうがいい。タイヤも6個付いててもええくらいだ。
2シーター(2座席)のほうが好きだが、これはフェアレディと違ってルーフの形状が
2シーターと2by2(4座席)とでは違う、ということもなかったのでどっちでも良い。
どっちみち取っ払ってキッカーかアルパインのウーファーをインストールする(つもり)だ。
たぶんそんな高価なモノに手は出せんので、夢物語だが。



年式などは当然古くなるので内装のプラスチックや
シートのヘタリなんかは無視である。年式よりも走行距離にこだわった。
新しい年式の物でもボロボロのんがあるのがRX-7というクルマだ。
経年劣化は変更すればいいが、走り倒してヘタってる部分には金がかかる。
そういう部分で多少の妥協をしなければ、目標の「埋め込みライト」まで予算が
届かなくなるのである。古いクルマは壊れて動かなくなるという一抹の不安はあるが、
ワシは「気に入ったクルマを所有する」ということが一番大事なので、その部分では
他のクルマ好きな諸君とは違うのだ。完全に負け惜しみである。ハッハッハ。


でも、実際そうだ。
いくらスピリットR(RX-7の最終型でよりスポーティーな1500台限定車)であっても
ノーマルだったらいらん。ワシ理論としては、スポーツカーはスタイルが命なのである。
たとえアルミホイールであったとしても、メーカーオプションならイヤである。
メーカーが「これにしときなさいよ」と言って用意されたオプションなんか付けれるか。
服とか買いに行って、店員に「こっちのほうがお似合いですよ」なんて言われたら、
たとえいいと思っても、ワシはそっちに流されずに自分の感性を信じるほうである。
それ、ちょっと違うか。



これからいろいろと手を加えるためにいろんな本を買ってしまった。
その本をニヤニヤしながら見るのがいいのであり、その時間こそが楽しいのである。
それで身銭をきって実際のパーツ代に影響があっても損をしたとは思わないのである。
ワシにとって、クルマは走るための道具ではなく(もちろんその部分は大事だが)
それよりも「趣味」なのである。精神的な満足のほうが大切なのだ。
なんか、たかが本の話でえらい大げさになってしまったが、
そんな貧乏な感じを理解してくれたまえ。


 

 

 

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