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ワシは免許を取ってから20年くらい経ってて、今までホンマに様々なクルマに乗ってきた。
今日は、ワシのクルマ遍歴をここでご紹介しよう。女性遍歴のコーナーにしようと思ったが、
多少問題があるので、無機質なクルマに変更だ。このほうが無難で良い。
っちゅうか、ここはクルマのためのサイトだった。失敬、失敬。

 

というワケで今まで乗ったクルマを紹介しよう。

 

 


一台目 日産スカイライン2000GT(ケンメリ) 昭和48年式

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これは兄貴にファンタオレンジと交換で貰った、当時ワシらの間で流行ったケンメリである。
こいつはマフラーの先っちょがなくて、爆音であった。雨の日は窓が死ぬほど曇って、
前方視界ゼロにまでなるという恐るべきクルマであった。
ワシは金がなくて当時の彼女に「迎えに来て」と言われても断っていた時代である。
森本さん、その節はすいませんでした。めんどくさいフリしてたけど金なかっただけなのよ。

 

スターシャークのホイル、ナルディウッドのステアリング(しかもちょっと折れてる)、
しょーもないコンポ、TS-X9のスピーカーという内容でエンジンはノーマルだった。

 

後にこいつは友達(片山という)に12万円で売りつけた。
片山は12万円のファンタオレンジを買ったのと同じである。
ドンペリやないねんから。

 


しかも2ヶ月ほどでミッションがイカれてしまったらしい。
なんと気の毒な男よのう。

 


2台目  日産フェアレディ130Z 

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これは走行距離も少なくて、いい状態のZだった。もちろん2シーター(2座席)である。
2by2(4座席)になると、サイドから見た時のルーフの形が少し違うし、それは
ちょっと好きではなかったので、乗るならば2シーターと決めていた。
SSRのホイルにADVAN−Dタイプのタイヤ、HKSターボを追加、MOMOのステアは
ニキ・ラウダ、ターボタイマー、メタルガスケット、Fスポイラー、Rウィング、コンポは
確かケンウッドかなんかのフルセットでスピーカーはTS−X11だった(と思う)。
マフラーはフジツボのターボマフラーで、かなりええ音出してました。
海のフジツボちゃうからね。メーカー名やからね。念のため。

 

こいつは神戸の麻耶から阪神高速で西宮まで10分かからず走るクルマであったが、
あまりにも速すぎて西宮出口を降りれなかったと言うアホな実績もある。
(邪魔なクルマがおったんで)
ほんで次の尼崎出口で追加で50円いったんやけども、Gパンのポケットに
40円しかなくて、足元のマットめくって10円見つけたというオマケつき。
ツイてるんかツイてへんのかわからへんがな。

 

今ではそんなまわりに迷惑な走りはせん。
これはもう20年ほど前の話なので許してくれ。


「やっぱり私はZの横がいい!」と言って、別れたあとから戻ってきて翌日にまた
別の彼がいいと言ってワシの元を去っていった中村さん、お元気ですか?

 


3台目  マツダ サバンナRX−7 GT  

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SAと呼ばれるこの型のセブンは12Aのノンターボでありながら加速は抜群で、恐らくこれほど
乗ってみて驚いたクルマは、これまでになかったと思った。
その車重の軽さを体感出来るスポーツカーであった。これはインパネがオレンジ色になって、
とてもキレイな内装をしていたが、なんとなくチャチかったと記憶している。
芳香剤は今までのから変えようと思い「ブーケ」にしてみたが、これが大失敗でまるでそれは
トイレの中のようであった。このクルマに乗るともよおしてくるのはこれが原因だったのかもしれない。

 

中国自動車道で、当時最速のソアラと対決してエンジンがドカーン!とイってしまって廃車。
なんともはや、男らしい最後を遂げたものである。

 


4台目 フェローMAX  

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ボロッボロの軽自動車である。写真撮る気もなかったのか、1枚も残っていない。
だいたいこいつは買ってから無くなるまで(そう、無くなったのだ)、ボンネットすら
開けた事はなかった。しかもシフトノブがなくて、ネジ山むき出しのシフトレバー
だったので、たまに普通にシフトすると手のひらに突き刺さるという危険な車だった。
友達と乗ってて、山で4輪とも順番にパンクするという、ウソみたいな経験もした。
4輪ともパンクした状態で乗って帰ってきたのだが、全部パンクしてたらどうなるかと
言うと、乗り心地なんてあったもんじゃないけど、それよりもものスゴイ音が
するのである。真夜中だったが近所の人、起こしそうなイキオイであった。
室内でその音を聞いていると、まるでそれはヘリコプターのような音であった。

 

ある時、近所の子供達がワシのこの車の中で砂を持ち込んでスコップで遊んでたが
怒るどころか、微笑ましく思ってしまったくらい愛着がなかった。
スキー靴を陰干しまでされてたことがあった。ワシの車は近所の物置になってしまった。
で、しばらく見んうちに無くなってた。あのクルマ、名義は誰やってんやろ??

 

 


5台目  TOYOTAカムリ

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これもまた、兄貴のローンを受け継いで乗ったクルマだ。
兄貴もアホやから、ワシよりもクルマバカである。
恐らくワシの倍くらいの車種に乗ってるだろう。
カムリなんか3日もせんうちに飽きてしまった。
こんなオッサン車は、記憶から抹殺したいほどである。

 

しかも、色ミドリやでミドリ。

 


6台目  日産グロリア330ブロアム  

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これも兄貴に譲ってもらったクルマだ。初めての3ナンバーであったが、こいつはとてつもない
曲者で、右のコーナーは手を離したら自動で曲がっていくのだが、左コーナーはチカラいっぱい
曲げないと曲がっていかないという代物であった。しかも3回に1回は左に切ったらクラクション
鳴りっぱなしになってしまう。ナメられてたのだろうか?

 

即、廃車。

 



7台目  日産グロリア430ブロアム 

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これは衝動買いしてしまった車である。買うつもりはなかったのだが、いつも行く中古車店を
通りかかった時に見てしまい(夜中)、屋根の上に「小宮(ワシの名前)が買うと思う!」と
書いて帰ったのである。次の日、ちゃんと買った。
これは20歳そこそこの頃に、ちょっとハイソカーが欲しくなるという誰でも通る道(そうか?)だ。
若気の至りということだ。でも、これはフル装備でなかなか良かった。
これにVOLKレーシングの33パイ入れて、セントレートという高いコンポをフルセットで付けた。
どこにそんな金あったんか今でもわからん。

 

 


8台目  TOYOTA カリーナ1600GT 

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これは純SOLEX(キャブレター)がついた、2T−Gという当時でも貴重なスポーツエンジンだ。
クォッ!クォッ!!っという音が暴走族の音みたいだが、これは純正でそうなっていた。
2ドアハードトップで、わりとコンパクトな車だったが気に入っていた。
しかしちょっと古すぎた。

 

 


9台目  日産フェアレディ300ZX 

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こいつは高かった。当時まだ新しくて、しかも最速を誇る230馬力(実際NET180馬力やったか)で、
内装は革張りの電動シート、イタルボランテのステアリングにE−WINGのメッキホイルにPOTENZA。
クラリオンのフルコンポで言うことナシのクルマだった。
RX−7がモーターのような走りなら、これはアスファルトをかきむしるような走りであった。
やっぱりワシはスポーツカーが一番好きだと再認識したクルマでもあった。

 


10台目  日産パルサー  

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まったく興味のないクルマであった。これはなかったことにしてほしいくらいだ。
赤のAT車で、思っくそフルノーマルである。
これは生活のために乗っていたので、ワシの「趣味」としての記録からは省きたい。
ワケあってフェアレディから乗り替えたクルマである。

熟年夫婦以上に愛はなかったのである。

 


11台目  SUZUKI セルボターボ 

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横の後ろの窓と、リアの3面に真っ黒の画用紙を貼って「スモーク」と言い切っていた。
後方視界、まったくナシである。まあ、ドアミラーがあれば後方視界は確保できるから
問題はなかった。こんなん、なんで買ったんかな?
しかしこいつには世話になった。一番、遠出に使ったクルマでもあった。
ものごっつしんどかったけども。
そうそう、当時流行った「ナイトライダー」という七色に光るイルミネーションをFグリルと
ボンネットのエアインテークの2箇所につけて喜んでいたっけ。
エアインテークは空気の取り入れ口であるが、そんなん付けてたら意味あらへん。


それと今、流行りの「ネオン管」だが、このクルマには当時からワシの独自の発想で
取り付けて注目を浴びていた。(夜、クルマの下側のネオンが道路を照らすというワザだ)
1987年当時にしてはなかなかの発想であった(と思う)

 


12台目  TOYOTA カリーナ2000GT 

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これは18−RGのエンジンを搭載したカリーナだ。これにフルバケットを入れて、視界の
悪いビタローニのミラー、そしてブレーキの冷却効果の低いマークTのホイルだ。
ええとこあらへんがな。
こいつでよく真夜中の阪奈道路に行ったものである。
今でいうところの「頭文字D」みたいなシチュエーションだ。だが阪奈は単車が多くて
邪魔だった。と、ええカッコを言うてみるがナンボでも速いクルマはおったけどね。
この頃って、思いっきり結婚(しかも新婚)やったのに、なんで夜中にそんなん出来たんかな?
ワシ、やりたいようにさしてもろとったんやろか?

 


13台目  HONDA プレリュードXJ  

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何を思ってか、こんなラグジュアリーカーを買ってしまった。
AT車で、しかもそんなに大したエンジンでもなくて、その上、装備もチャチ。
サンルーフ付いてるだけーみたいな。
どっこもラグジュアリーちゃうがな。
これはATミッションが悪くて、すぐにイヤになってしまった。
悪い車ではなかったけども、即、飽きた。当時、ちょっとだけ人気あった車種。

 


14台目  日産スカイライン2000GTパサージュ

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これもまた至れり尽くせりの装備を備えたクルマであった。結婚してるから(当時は)
こういう4ドアになってしまったんやろか?いや、そんなん考えてへんハズやわ。
ワシはどんな場合にも、どんな状況でも自分の好きなことには妥協せんハズだ。
こういうのんも、なんか知らんけども気に入ったんやろなあ。
なんでこんなん気に入ったんかわからんなあ。

 

RS風にFマスクを白に塗装したりして、結構いろいろ自分でやってたところみると
やっぱり気に入ってたんやろなあ。「なんであんな女を好きやったんやろ?」
みたいに、今となってはわからんね。

 

 


15台目  ROVERミニ1300@

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これはチカラ入れたクルマである。
昔からこのブッサイクな顔が好きで、ずーっと気になっていたクルマだ。
しかもこんなダッサイ顔のクセにモンテカルロラリーで優勝した経験があるのだ。
また、こいつはパーツが豊富で、プラモデル的面白さという部分もワシの心を
MEGUMIのチチの揺れ具合のように、大きく揺さぶったのであった。

 


モトリタのステアリング、ハイ・ローキット、ローズウッドパネル、センターメーター、
スリーポイントヘッドライト、ホイル、タイヤ、マフラー、内張り、バケットシート2基、
エンジンガード、ぶれ止めキット、強化ブッシュ、メッキプルハンドル、白ウインカー、
メッキワイパー、フェンダーミラー、オールドホワイトルーフ、ルーフアンテナ、
オーバーフェンダー、メッキモール、ワンタッチグリル、F1スタートボタン、
アルミノブ、コンポ、など、ありとあらゆる部分に手を入れて車体が3台買えるくらいまで
改造しまくったのである。ノーマルの部分はドコもないくらいだった。
運転感覚はゴーカートそのもので、ハンドル切ればなんのアソビもなく腰から曲がる感じ。
どんだけ楽しいねん!いうくらいFUN TO DRIVE..
神戸湾岸線をいっつもメーター振り切って(と言っても140q/h)全開で走り倒したものだ。
それで飽き足らずに、鈴鹿サーキットまで行ってしまったくらいだ。

 

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鈴鹿サーキット 130Rを楽しむワシ

 

 

このクルマを買う際に、「ふたりで買おうね」と言っていた真知子さん。
36回ローンの一回目の時に別れてしもうて、ワシは死にそうでしたよ。

 

 


16台目  ダイハツのミラかなんか(わからん)

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これはホンマに悲惨でした。ミラかアルトかわからんねん今でも。
1回も洗ったことないし、これもボンネット開けたこともない。
そんなクルマに一年以上乗った。一年以上乗ってなんでクルマの名前が
わからんねん!とウソくさい話であるが、本当にわからない。
たぶん、ミラだと思う。全く興味ナシだったのである。
あ!そうや!PARCOとか横に書いてたわ!それってミラやんな??
(誰に聞いてんだか)

 

でも意外や意外、このクルマに乗った女性の数はワシの歴代のクルマの中でも
一番多かったのではないだろうか。いや、間違いなく多い。
なぜならこんなクルマだが一番長く乗ったからである。
金なかったから。
ちなみに女性の数、イコール若い女性とは限らない。
会社のオバハンも含めての数字だ。(会社行事とかのイベントに使っていたので)

 


17台目  アンフィニ RX−7 FD3S

16代目の軽自動車からかなりのブランク(約5年)を経て、ワシの心のシリンダーに
火を点したのが、このRX−7である。男ならスポーツカーだ。これぞ男の中の男だ。
ちょっと古いが、まあそんなことはどーでも良い。カッコ良ければ全てヨシだ。

詳しいことは「聖なるRX-7購入記」のコーナーで書かれているので
申し訳ないんですが、そちらをご覧くださいませ。

 

 

ROCKET-64