最初の愛車Audi80
同僚のアンドレアス フォン(つけないとうるさい) ニーダーフォイゼンと新聞の広告で調べ、十数台見に行った末に個人購入しました。
見かけは非常によくて、色も私の好きなポリバケツ色だったので気に入っていました。
写真は当時住んでいたRegensgurg駅近くのvon der Tann str.のアパートの前でご満悦の私です。
後方にアンドレアスの愛車BMW R75が写りこんでいます。(意図的かな)
しかしこの車には、大きな欠点がありました。なんと後輪のタイヤハウスに穴が開いていたのです。
雨の日に走ると後部座席の床が水浸しになり、停止、発進のたびに水が『チャプ〜ン』と波を起こしていました。
ドイツ人は、この辺りのモラルというものは希薄で、よく調べずに買ったほうがマヌケなんだという考えです。
それなら私もドイツ人のマヌケを探さなくてはなりません。
タイヤハウスの穴に新聞紙を詰めパテで塞いで黒い塗料を厚く塗り泥を撫で付けてエイジング、
雨の日に何回か試験走行をして水漏れがないことを確認してから新聞に広告を出しました。(かなり誠実だと思うのですが?)
数人から問い合わせがあり、最初に来たオタク青年に1500DMで売りました。
購入価格が2100DMだったので600DMのマイナスですが、良い勉強になりました。

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