1982年クレモナのヴァイオリン製作コンクールに初出品した自分の楽器を指さす私です。幸い展示されていたので一安心でした。
出品に際してニスは赤いほうが良いとのアドバイスを受け出来る限り赤くしたのですが、私の楽器より赤い出品作はありませんでした。(笑)
この時のヴァイオリン製作部門一位が、園田信博氏で二位が松田鉄夫氏です。
もう1枚はクレモナ市庁舎前の広場だろうと思いますが、受賞した園田信博氏一家と私です。
担いでいるシエラデザインのデイトリッパーは、今でも現役です。
当時園田氏は、ドイツ ミッテンワルドの巨匠ヨーゼフ・カントッシャ氏の工房で働いていました。
現在千葉の氏の工房に飾られている賞状には、まだよちよち歩きだった長男博司君が、踏んでしまった足跡が残っていて、見るたびに微笑ましく当時のことを思い出します。

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