私の住んでいたレーゲンスブルグは、ドナウとレーゲンの二つの川が流れていて定期的に氾濫します。
ドナウ川というとゆっくり優雅に流れる大河のようですが、この辺りでは川幅もせまく川べりに建物がせまっています。
川沿いの住人は、氾濫すると徒歩では自宅に帰れなくなり船で帰宅しなければなりません。
また商店などすぐ持ち出せるような小物を扱っている店は別として家具や移動しにくい物を置いている店は悲惨です。
 水が引いた後、浸かってしまった商品はHochwasser Schaden(洪水損傷品)として店頭に並ぶことになります。飲食店など長期の休業に追い込まれて閉店する店もありました。また駐車場が一ヶ月ほど使用できなくなり、車で通勤していた私は困りました。