Zargen(側板)を組む #10


Zargenの外側をヤスリで削ります。
ZargenのEckklotz(線を引いた部分)は
削らずに残しておきます。



ヤスリを横にして前後に動かして削ります。
ヤスリの目に木屑が詰まるとZargenの表面に
傷がつくので注意しましょう。




木目の強いところは、指で杢のデコボコを
確認しながらヤスリで削りましょう。




Zargenの手前と向こう側のラインを比べながら
デコボコを修正しましょう。






#180番のサンドペーパーをかけます。
三つ折にすると安定します。
ペーパーの幅はZargenより狭くしましょう。
Zargenの角を丸めないように注意してください。



木のブロックに巻いてかけても構いません。



水で濡らします。



完全に乾燥したら、#240番のペーパーをかけます。


ReifchenのZargenから飛び出した部分を削ります。





基本的にZargenの平面だしを行った作業と同じです。


0.1〜0.2mmの余裕が残してあったので規定の寸法
(上30.0mm 下31.5mm)に仕上げます。




Eckeの長さを決めます。
C字部の長さがほとんど仕上がっているので
あまり削る必要は無いと思います。
定盤の上で直角を確認しましょう。




Eckeを仕上げます。




C字部と上下のZargenの合わせ目をC字側を削って
見えないようにします。





Eckeの角度も同時に決めます。
写真のように仕上げてください。


Eckeの先のZargenの幅を仕上げます。
上下のZargen側を最小限削って同じ幅に揃えてください。


#180番のペーパーをEcke部にかけます。


水で濡らします。


完全に乾いたら#240番のペーパーをEcke部にかけます。


全体を水で濡らします。


完全に乾燥したら#400番のペーパーを全体にかけます。
Zargenの角を丸めないように注意してください。




Zargenの仕上がりです。
次はSchneke(ネック)です。