Untersattelを作る



テールピースの緒止めの乗る部分の製作です。


素材は、黒檀です。この形で販売されています。だいたいの大きさは、40×10×10mmです。




Korpus(本体)に接着する2面をカンナで直角に削ります。





片側の木口をヤスリ等で直角に削ります。





仕上がり寸法は35mmです。適当な長さに切断します。



ヤスリで35mmに仕上げます。



Korpus(本体)に鉛筆等で墨付けをします。Untersattelは、アインラーゲ(パフリング)ラインまで入ります。




Untersattelを接着するホゾを仕上げます。



接着面の幅は、Untersatttelより多少大きめに作ってください。ぴったりあるいは、きつめにすると表板が割れることがあります。





Korpusに接しているUntersattelの4面をケガキ針でなぞります。




Decke(表板)に当たる面をカンナで斜めに削ります。






Korpusのアウトラインに合わせてUntersattelを削ります。Korpusのアウトラインより少し大きめにあわせてください。







KorpusのRand(縁)の形に合わせてUntersattelを削ります。




#180〜#240の紙ペーパーをかけます。#400程度の耐水ペーパーに水をつけて磨きます。#600〜#800程の耐水ペーパーにアマニ油付けて磨き最後にトリペール(コンパウンド等)で仕上げます。





KorpusにUntersattelをニカワで接着して完成です。UntersattelをKorpusより多少大きく作るのは、ニスの厚みを考慮してのことなのであまり大きく作らないようにしましょう。微妙に出ている程度で良いと思います。