The Beatles |ビートルズ

Beatles
ビートルズについて
イギリスのリバプール出身の4人組。
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター。
あまりにも有名で偉大すぎて書き切れないし、ビートルズ専門のサイトや書籍が沢山あるのでここには書かないけれど全ての始まりであり全てが伝説の存在なのです。
62年にデビュー70年に解散。その後はそれぞれソロで活躍。
再結成の噂はずっと出ては消えていたが80年にジョンが凶弾に倒れ再結成は永遠に出来ない物となった。
代表作

■ALBUM

・PLEASE PLEASE ME
1stアルバム。ライブハウスなどで演奏していた曲などを中心に短時間でレコーディングをしたことで有名。人気に火をつけたタイトル曲「プリーズプリーズ・ミー」やデビュー曲「ラブ・ミー・ドゥー」そしてラストには「ツイスト・アンド・シャウト」が収録。

・WITH THE BEATLES
モノクロのシャドーハーフのジャケットが有名な2nd。ビートのきいたのりの強い曲が多く収録されている。

・A HARD DAY'S NIGHT
同名のビートルズ主演の映画のサントラ盤。「ア・ハードデイズ・ナイト」「キャント・バイ・ミー・ラヴ」など一般の人のビートルズのイメージはこのアルバムあたりだろう。
この時代アルバムは自作とカバーが混ざっているのが常識だったがこのアルバムは始めて全部の曲がオリジナルな物である。

・BEATLES FOR SALE
これといってズバっと言える特徴の無い地味なアルバムとも言えるが初期の集大成とも言える味わい深い習作揃い。

・HELP!
こちらも同名の主演映画のサントラ盤。救助信号をシンメトリーにしたジャケットは有名。
ジョンは「HELP!」でポールは「イエスタディ」を作り、それぞれ自分の言葉や思いを入れはじめる。このアルバムを転機にビートルズはアイドルからミュージシャンと変化する。

・RUBBER SOUL
今までライブで演奏することを前提に曲を作っていたが、それにこだわらずクラシックやフォークの要素などを取り入れ幅の拾い音楽性になっている。このアルバムで他のマージービートのバンド達との格の違いを見せつける。
ちょっと語り切れないほど好き。

・REVOLVER
ライブ活動を停止してスタジオにこもり作り上げたアルバム。
ジャケットのアートワークもかなりいかしてます。もう完全に芸術に近いトータルバランスです。
1曲目のロックな「TAXMAN」から始まり深い歌詞の「ELEANO RIGBY」感動的な名曲「HERE,EHERE AND EVERYWHERE」サイケな実験的な曲「TOMORROW NEVER KNOWS」と全ての曲が素晴らしい!!

・SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
ロックの歴史を語る上で必ず出てくるアルバム。大体「SGT.以前、以後〜」と言われるほど。それほどの物なのだ。とにかく聞けば解ります。ジャケットデザインからそれぞれの曲までそれまでの物を見てきた人からすれば狂気とも言えるほどの進化だったのだから。今聞いても震えます。
世界初のコンセプトアルバムといわれている。それは架空のバンド「SGT PEPPER'S〜」が演奏しているという所から。始まりと終わりでそうまとめられているが、実際はそれぞれ好き勝手に作っている感じがします。
リンゴの代表曲とも言える「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」不思議の国のアリスを思わせる「LUCY IN THE SKY WITH DIAMONS」サーカスのような「ミスターカイト」哀愁ただようラブソング「WHEN I'M SIXTY-FOUR」最後は恐怖さえ感じるほどの変な構成の「A DAY IN THE LIFE」と謎の逆回転で閉め。

・MAGICAL MYSTERY TOUR
同名テレビ映画のサントラ+シングルという構成のアルバム。ビートルズのサイケの頂点とも言える曲が数多く収録されている。
世間には変人扱いされる先人を描いた「The Fool on the Hill」初のインストナンバーの「Flying」もうサイケで歌詞まで最高な「I Am the Walrus」両A面シングルで発売された「StrawberryFields Forever」と「PennyLane」最後の「All You Need Is Love」まで全てが名曲。
全体的に暗いと言われるが最後で全ては愛だってことで良し。

・YELLOW SUBMARINE
同名のテレビ映画のアニメーションのサントラ盤。前半がビートルズの歌で後半がプロデューサーのジョージマーティン率いるオーケストラの曲が収録されています。
映画の中ではリボルバー・サージェントペパーズ・マジカルの曲などが使われているので本当のサントラと呼んでいいのかちょっとわからないが、「ヘイ・ブルドック」などこのアルバムにしか収録されていない物もある。

・THE BEATLES(WHITE ALBUM)
ロックのアルバムで世界初の2枚組。ジャケットも今までの盛り上がりをいい意味で裏切ったシンプルな物。CDでは文字が書かれているがアナログではエンボス加工なのだ。
このアルバムはもう既にビートルズのメンバー4人がそれぞれ1人のアーティストとして成長したのを感じさせる物です。ほとんど共作は無くなりそれぞれの個性がはっきり出ています。統一感が無くバランスが悪いといえばそうですが、おもちゃ箱のようなそんな楽しさで溢れています。
ビートルズファンではこのアルバムをベストに選ぶ人がとても多い

・ABBEY ROAD
色々実験的なサウンドを作り続けて来た彼等も原点回忌シンプルなロックナンバーが多いアルバム。
アビーロードというのはビートルズが利用していたレコーディングスタジオの名前から。4人が横断歩道を歩いているジャケットもそのスタジオの前の通りである。現在でもファンが毎日ビートルズのまねをして写真を撮っているらしい。

・LET IT BE
ビートルズ最後のアルバム(正式にはアビーロードの方が後に収録されてはいる)
製作中の時からもうすでにメンバーはソロの仕事をしていてビートルズに対する思いは薄かったようだ。最後のまとめという意味も含めて製作された。
最後に相応しい内容だと思う。「ACROSS THE UNIVERSE」なんて歌詞が解らなくても涙が出た。「DIG IT」も辛い。「LET IT BE」で悲しい事なんかぢゃないと言われても長くて曲がった道のりが辛いので戻ってきて欲しい。そんなアルバムです。

・YELLOW SUBMARINE-SONGTRACK-
オリジナルの映画がテレビで上映されてから丸30周年という事で発表された半分企画っぽいアルバム。
しかし、全て音がデジタルでクリアにされ収録曲もファンの長年の願いを叶えてくれたような選曲で13枚目のオリジナルアルバムと読んでもいいだろう。
‘音’に関しては今まで自分達が満足していたレベルがいかに低かったかとショックを受けるほどで、ヘッドホンで聞いて痺れてしまった。これぐらいレベルアップするならば全てのオリジナルアルバムに処理をして再発してほしい。そしたら全部買います。
しかし、問題点は「曲順に慣れない」のです。ビートルズのアルバムは曲順まで含めて作品だから次の曲に移った時にとても違和感を感じてしまいました。

 

この他にもアルバム未収録曲を集めた「PAST MASTERES」シリーズやベストの通称「赤盤」「青盤」そしてラジオで歌った音源を集めた限定版の「Live at the BBC」、そして最近出された貴重な音源と新曲を納めた「ANTHOLOGY」シリーズがあります。
これから聞きたいという方は「赤盤」「青盤」から入ればベストです。


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