Donovan |ドノヴァン

Donovan
ドノヴァンについて
スコットランドのグラスゴー生まれ。その後イギリスのハットフィールドにて育つ。
伝説の歌番組「レディ・ステディ・ゴー」にミッキー・モストという名プロデューサーの計らいもあり、異例の3週連続出演。それをきっかけに一気にブレイクする事となる。
65年に「キャッチ・ザ・ウインド」というボブ・ディラン調な曲でレコードデビュー。これがディランファンとの間で論争になるが、ディラン本人とのライブ共演などを果たし納まる。
その後時代はフラワームーブメントとなりドノヴァン自身もそういったサイケデリックな幻想的なサウンドに変化し、数々の名盤を残した。
映画の主演や音楽を担当したり、色々な才能を発揮するも70年中ごろから影をひそめていった。
代表作
■ALBUM

・SUNSHINE SUPERMAN
レコード会社を移籍し、彼独自のスタイルが確立したと言える1枚。ディランはフォークからエレキギターを持った事でロックに変化したが、彼は様々な民族楽器を用い夢の世界の吟遊詩人へと変化した。
個人的にラストの「シレスト」という曲がかなり感動的で好きです。

・HURDY GURDY MAN
もう1曲目のタイトル曲「ハーディー・ガーディー・マン」のイントロのハミングから一気にドノヴァンワールドに引き込まれます。全体的に少し霧がかったような幻想世界。
「ハーディー〜」はもともとドノヴァンがジミ・ヘンドリックスに歌ってもらいたいと言う事で作った曲らしい。実際には実現しなかったがジミが演奏し歌っていたらどんなになっていたか想像するだけでもドキドキする。
ドノヴァンはビートルズをはじめとした他のミュージシャンとも交友が広く、このアルバムものちにレッド・ツェッペリンになるメンバー達が参加している。

・DONOVAN'S GREATEST HITS
初期のヒットシングルなどを集めたベストアルバム。
イギリスのボブ・ディランと言われるきっかけとなったデビュー曲「キャッチ・ザ・ウインド」はかなり好きです。
しかしこのアルバムに収録されているのは新たに取り直したバージョンらしい。もとのバージョンも聞いてみたいです。
ちなみにエンケンの名盤「満足できるかな」の中の曲「ミルクティー」はこの「キャッチ〜」の曲に自分の歌詞を乗せて歌っています。こちらも名曲。

※この他のものも手に入れたら掲載する予定です。


Music top
A to Z
Genre top
Folk,FolkRockPsychedelic