11月30日「ジャンプコミックス(後編)」(くろぶち)

昨日はジャンプコミックスの作者のことについて触れたけど、ジャンプコミックスには‘解説’みたいのがありますよね。今日はあれについてです。

今でもあるかは知らないけれど、その漫画に対して別の人が解説やら感想、はたまた応援メッセージみたいのが載せるやつです。
僕の部屋に寺沢武一の「コブラ」の1巻だけあります。それの‘解説’が手塚治虫が書いているからなのだ。
そして昨日借りた荒木飛呂彦の「バオー来訪者」の解説がなんとその寺沢武一さん。なんか因果関係みたいなのが見れて本当に面白い。

これは漫画家にとっては嬉しいコーナーではないでしょうか?心の励みになるでしょ。
だから雅が漫画を書くようになったら是非ジャンプで連載してもらいたい。そして解説書かせて。

「僕と雅との出合いは衝撃だった。あれはもう5年も前だろうか、、、」

11月29日「ジャンプコミックス(前編)」(くろぶち)

久しぶりにジャンプコミックスを手にとってみたのだが、なんか凄く懐かしい。
この大きさ、価格、背表紙。これは独特の物、誰もが通過した物だ。

一番の特徴に「作者の紹介」がある。しかも写真入りだ。普段全く漫画家の顔なんて見ることがないから凄く親近感がわく。昔のやつなんて若い若い。コメントなんかも適当でいいよね。

自分がやるとしたら確かに嫌かもしれないけどなんか読者としては楽しみかも。
でもその漫画家に対する幻想みたいのが消えてしまう場合もあるよね。「こんな漫画描いてる人はきっと格好いいはず」とか思ったりするし。個人的に「BOYS BE...」の作者とか見てみたい。

11月27日「国会図書館」(くろぶち)

国会図書館、、東京の中心の役所の集っているところにある図書館。
ただの図書館ではなく今まで出版された全ての本が保管されているらしい。しかも雑誌、漫画はもちろんアングラなエロ本まで。
その膨大な量を保管するため地下◯階までとかなり深いらしい。

高校の頃からそこで本を借りるのが夢だった。手塚治虫なんかがリアルタイムで描いていた時代の雑誌を読みたくてしかたがなかった。
しかし20才以上でなければいけなくてお金もかかると聞いた。
結局20才より前に京都に来てしまったため未だに行ったことが事がありません。
そしてつい最近メーリングリストで入った情報によると国会図書館が関西にもできるとのこと。
しかも京都なのです!細かい場所は忘れたけど京都と奈良の間あたりらしいです。
ハイテクな機材を導入して検索なども楽にできるんだって。そんな究極のアミューズメント施設ですが完成予定は2003年とのこと。その頃は僕はどこで何をしているのでしょうか?

11月26日「手塚治虫トリビュート」(くろぶち)

今日は手塚治虫トリビュートCDの発売日です。
なぜこのCDが出るかというと手塚治虫生誕70周年記念だからだそう。
最近ディズニーのトリビュート盤も出るのでやや影が薄いかもしれない。

気になる参加アーティストですが細野晴臣、佐野元春、ショーンレノン、など結構豪華。
他にもショコラなんかもいます。
そうそうショコラといえばもうすでに結婚したらしい。ショック。

話はずれたけど、お金があったら買いたいです。

11月12日「トゥルーマンショー見たい」(くろぶち)

もうすぐ(もう?)公開される映画「トゥルーマンショー」が気になります。
主演は僕の大嫌いなジム・キャリーなんですが、なんだかシリアスな本格的な演技にチャレンジしたらしいです。何故気になったのかといえばストーリー。

ジム扮する主人公の家族は何気なく普通に暮らしているつもりなんだけど、実はテレビ中継されている。
街の住人全てが役者で演技をしている。つまりそのことを知らないのは主人公の家族だけ。
会社の同僚、上司、駅の売店の人まで表面だけの人たち。
そしてその毎日の暮らしが世界中の家庭で覗かれているのだ。
それを途中で気付いた主人公がどうするかというのが物語の面白い部分になりそう。

なんだかとても漫画的だと思った。しかも僕はこういう設定が大好きなのだ。
手塚治虫の「時計仕掛けのりんご」という漫画があって、それもこれと同じような設定の恐い話だった。
また、マスコミのありかたなどを浮きぼりにしてくれそうな気がする。
だから映画館に足を運ぼうと思います。行ったらまたここで感想を書きます。

11月10日「手塚治虫展に行ってきた」(くろぶち)

手塚治虫個展〜色彩の世界〜(10月31〜11月11日大津パルコ)を見てきました。
手塚治虫の漫画の扉絵(カラー)を初期の物から後期までそれに絵本の物までをテーマ別に展示されていました。
原画が見れたので印刷されて見ると気が付かなかった部分があり、ホワイトで書き直しもあればその部分に上から紙を貼ってあってビックリした。
今までもわかっていたけれどやっぱり絵が物凄く上手い!漫画を描いていてもバックの風景の質感などはイラストの域を完全に飛び出していました。
構図と色使いも感心させられるばかり。ドキドキしてしまいました。

手塚治虫グッズの販売もあり1000円のフィギュアの誘惑に負けて購入してしまった。

ただ一つ不満だったのが入り口にいたスタッフがずっと大きな声で話していて気になってしかたがなかった。このへんが美術館やギャラリーとの違いなのかも。

プラスチックケース付で1000円!全部で5種類ナリ。

11月8日「雑誌でしか見れない枠の外」(くろぶち)

漫画は単行本で一気に読んだほうが面白い。
しかし雑誌連載でしか見れない部分がある。それが「枠の外」である。
編集の人が書く部分でテレビドラマで例えるなら次回予告的な物もあり、今回の決め台詞的なものもある。

普段気にもとめない人もいるだろうが僕は気になる。CDについてる‘帯’も同様。その時代がうかがえるしキャッチコピーがいい。

漫画に話をもどすが、特に好きなのが「じみへん」の編集者と中崎タツヤのやりとり。漫画の上から右そして左の枠へ移動しながら展開するやりとりに毎週わらわされてしまう。

是非気が付いたら見てみて下さい。

11月5日「マンガ雑誌の表紙グラビア」(雅)

これはずいぶん昔から思ってることだし、よく耳にすることなんだけど、なんでメジャー青年マンガ誌の表紙はアイドルのグラビアなんだ?
なんで表紙をマンガ(イラスト)にして勝負できない?
あのへんてこなキャラで男気貫いてるかに見えたスピリッツすら最近たまに表紙がグラビアだ。
更にひどいことに、今じゃ、最大部数の少年マガジンすら表紙がグラビア。あほか?子供を女の水着で釣ってどうすんねん。
それとも少年誌はもう子供を相手にしないとでも言いたいのか?
(ここらへん、機会を改めて、書く)

この点では少年ジャンプはえらい。マンガで勝負してる。
「モーニング」や「アフタヌーン」なども同じく。

もちろん、商売として、水着のおねえちゃんの方が集客能力が高いのかも知れない。しかしそれはあんまり情けない態度じゃないか?
編集サイドはマンガを表紙にするのがはずかしいとでも言うのか?
ナウなヤングはマンガが表紙だとそっぽ向いてしまうのか?
「じゃ、グラビアなら買うだろ」と、なんでそういう方向に向かう?
アンケートハガキの「よかったもの」の欄に表紙グラビアとか書かれてくやしくないのか?商売だからいいのか?

マンガを発信してる以上、マンガで切磋琢磨してほしい。
「次回は広末が表紙だよ」メインで、次号予告じゃいかんだろう。
「スラムダンク」全盛期のジャンプなんか広告打つ必要もないほど売れてたぞ。要はやっぱり中身だ。
桜木花道の表紙はかっこよかった。そういうこと。

11月2日「最近発売の‘H’」(くろぶち)

昨日本屋に行ったら‘H’がひら積みで置かれていた。

最近は「ただの澁谷系の明星じゃん」とか思って購入を控えていたのだが、今回は表紙からして松本大洋のイラスト。中をパラパラとめくると、漫画特集。

なんかアーティストとの対談みたいになってるよく主旨のわからない企画だけど、面白そうだったので今度買おう。

11月2日「初めての人」(くろぶち)

Webで漫画について語るHPをやっているわけですが、家主の好きな漫画と共通する人は入りやすいがそれ以外の人はなかなか入りづらいのでしょうか?

読者参加の企画などもやっているのですが、掲示板などをみてもなかなか常連さんばかり(いつもあるがとうです)で他の人が見てくれているのか不安になったりします。

作る立場としては来る人を選んでしまうような作り方がいけないのかもしれません。

その辺が難しい所ですね。初めての方も感想などを聞かせてもらえれば嬉しいです。



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