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「コミックショックショック?」

  ここ数年、国道沿いに黄色くて大きな看板をひっさげ新しいタイプの大形古本店が急激に増殖しつづけている。
  今までの古本屋とはまったく違い、量があり安い。100円の棚もあって立ち読みも自由、買い取りもだぶついている商品でもなんでも買い取りそして駐車場があるのが大きい。 僕も安いし漫画以外にもCDや普段は高い実用書が500円程度で購入できたりするので週に1度は通っている。
  この店は大成功してるのだろう、いついっても人が沢山入っている。このタイプ古本店のおかげでビデオレンタルで映画を借りる程度の感覚で漫画を読むようになった軽い漫画好き人達が増えた。
  しかしタイトルのように僕はこのバブルのような増え方を恐いと思っている。数年あとには漫画離れをひきおこしかねない。それを感じたのはどこのコミックショックに行っても品ぞろえが全く一緒なのだ。コピー&ペーストしたように、、、だから今漫画を売ったり買ったりしている人達はしばらくしたら読みたいと思う本が無くなるはずだ。数はかなりあれど全ての漫画があるわけじゃない。特に古い僕の読みたい漫画はまず無い。それを読む事もなく漫画を極めたと思った人達が離れブックオフが潰れてしまった時、ずっと古くからやっていた古本屋も経営難で潰れ、現役の漫画家達も新刊も買って貰えないで廃業と連鎖反応がおきても不思議じゃないと考えてしまったのです。
  これは昔アメリカのゲーム業界であった「アタリショック」という状況と酷似している、、、考えすぎかな?(クロブチ)
モドル